東洋演歌,分享好聲音 – 廖 灯和時間...

2023110811:29

好歌推薦/SKLinの卡拉OK


來自彰化的灯和兄,很熱情、很執著,喜愛演歌,更擅長正統演歌的詮釋。
時而溫柔、時而蒼勁的好歌聲,渾厚中滿滿情感訴說,因此有"演歌王子"雅稱。
經營西藥的阿和兄會利用固定週休時間北上或南下以歌會友,歡聚中交流與切磋。
演歌,演繹人生,更詠嘆心情。與您分享阿和兄的音樂世界
...SKLin 






(本拷貝影音係愛好歌唱者練習曲,如涉及版權請通知本人立即刪除影片 )
 

(126) 喝采 -ちあきなおみ ( Cover : 廖 灯和 )
 

喝采
作詞:吉田旺 / 作曲:中村泰士

 

いつものように 幕が開き

恋の歌 うたう私に

届いた報(しら)せは 黒いふちどりがありました

あれは三年前 止めるあなた駅に残し

動き始めた汽車に ひとり飛びのった

ひなびた町の 昼下がり

教会の前にたたずみ

喪服の私は 祈る言葉さえ失(な)くしてた

 

つたがからまる 白いカベ

細いかげ 長く落として

ひとりの私は こぼす涙さえ忘れてた

暗い待合室 話すひともない私の

耳に私のうたが 通りすぎてゆく

いつものように 幕が開く

降(ふ)りそそぐ ライトのその中

それでも私は

今日も恋の歌 うたってる


 

(125) おしろい花  -五木ひろし( Cover : 廖 灯和 )
 

おしろい花
作詞:たかたかし / 作曲:木村好夫

 

雨の中咲いている 白粉花には

おまえのさみしい 横顔が似合う

涙ぐせ不幸ぐせ

いつもあきらめ先に立つ

ふたたびのめぐり逢い もしもかなうなら

おまえをもう二度と 離さない

 

好きだからいいのよと この腕(て)にくずれた

おまえのぬくもり 襟足のほそさ

泣きぼくろ白い指

長いまつ毛に宿る露

しあわせの入り口で 泣いちゃいないかと

気づかう水割りの ほろ苦さ

 

人の世のかなしみを おまえとせおって

あのとき出直す ことも出来たのに

涙ぐせ不幸ぐせ

今もひとりで暮らすのか

ふりむけば街の灯が 遠くにじんでる

旅路のはてまでも 匂う花

 

(124) 襟裳岬 - 森進一 ( Cover : 廖 灯和 )
 

襟裳岬
作詞:岡本おさみ / 作曲:吉田拓郎

 

北の街ではもう 悲しみを暖炉で

燃やしはじめてるらしい

わけのわからないことで

悩んでいるうちに

老いぼれてしまうから

黙りとおした 歳月を

拾い集めて 暖めあおう

襟裳の春は 何もない春です

 

君は二杯目だよね コーヒーカップに

角砂糖 ひとつだったね

捨てて来てしまった

わずらわしさだけを

くるくるかきまわして

通りすぎた夏の匂い

想い出して 懐かしいね

襟裳の春は 何もない春です

 

日々の暮しはいやでも やってくるけど

静かに笑ってしまおう

いじけることだけが

生きることだと

飼い馴らしすぎたので

身構えながら話すなんて

ああおくびょうなんだよね

襟裳の春は 何もない春です

 

寒い友だちが 訪ねてきたよ

遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ

 

(123) 月の渡り鳥 -市川由紀乃 (Cover : 廖 灯和 )

月の渡り鳥
作詞:万城たかし / 作曲:宮下健治

 

八里歩けば 草鞋(わらじ)も切れる

一宿一飯 借り受けまして

上州 松井田 中仙道

月のしずくが 笠に降る

旅の弥太郎 渡り鳥 渡り鳥

 

惚れた腫れたは 苦手な台詞(せりふ)

姿はやくざの 弥太郎笠も

育ちは旗本 二本差し

お雪恋しや 胸のうち

誰に聞かそか 旅の夜空(そら) 旅の夜空(そら)

 

義理と人情に 命が絡む

笛吹峠は 見返り峠

恩義を果たせと 妙義山(やま)

烏(からす)川面(かわも)に 逆さ月

濡れて弥太郎 三度笠 三度笠

 

(122) 夜空 -五木ひろし ( Cover : 廖 灯和 )

夜空
作詞:山口洋子/ 作曲:平尾昌晃

 

あの娘 どこに居るのやら

星空の続く あの町あたりか

細い風の口笛が

恋の傷あとにしみる

あー あきらめた恋だから

なおさら 逢いたい 逢いたい

もう一度

夜は いつも 独りぼっち

 

あの娘 帰っておいでと

流れ星に乗せ そっと呼んでみた

誰も答えはしないよ

白い花が散るばかり

あー とどかない夢だから

なおさら 淋しい 淋しい

この胸よ

夜空 遠く 果てしない

 

(121) 再会酒場 -坂本冬美 ( Cover : 廖 灯和 )
 

再会酒場
作詞:吉田旺 / 作曲:徳久広司

 

明けて巣ごもり 達者でいたか

先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ

人生(たび)につかれた 俺達にゃ

此処(ここ)は心の 船着場

おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で

 

まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて

立っているよな おかみの笑顔

ふっと遥かな おふくろを

重ねあわせて ホロリ酒

よせよ! いつまで あゝ ガキのまま

 

泣いているよな てるてる坊主⁹

紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど

おかみ頑張れ 頑張ろや

呑ン兵(のんべ)仲間も ついている

おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒

 

(120) なみだの純情 -北川裕二 ( Cover : 廖 灯和 )
 

なみだの純情
作詞:下地亜記子/ 作曲:弦哲也

 

どこの誰にも 渡しはしない

別れる時は 死ぬ時よ

いつも隣(となり)に いさせてね

胸のほころび 縫(ぬ)わせてね

灰になるまで 枯れるまで

なみだの純情 ついてゆく

 

嬉し涙も この世にあると

教えてくれた あなたです

苦労ばかりの 明日(あした)でも

いいの泣かない 悔やまない

灰になるまで 枯れるまで

なみだの純情 ついてゆく

 

髪のひと筋 指先までも

あなたにあげた 女です

心ささえて 夢抱いて

愛をつらぬき 生きてゆく

灰になるまで 枯れるまで

なみだの純情 ついてゆく

 


(119) 桜の如く–坂本冬美 ( Cover : 廖 灯和 )

桜の如く
作詞:たかたかし/ 作曲:徳久広司

 

どんな試練が 待ちうけようと

夢はつらぬく さいごまで

楽に生きてく 近道なんて

あると思うな 人生に

だから自分と 勝負する

 

決めた道なら 迷いはしない

牙を琢いて 明日を待つ

口惜し涙を 心のばねに

不惜身命 ひとすじに

行くが人生 人の道

 

希望(のぞみ)すてずに 歩いて行けば

きっと光が 見えてくる

花の命は 短いけれど

急(せ)かずあせらず 粛々と

桜の如く 道を行く

 

(118) 帰ってこいよ - 松村和子 (Cover : 廖 灯和 )

帰ってこいよ
作詞:平山忠夫 /作曲:一代のぼる

 

きっと帰って くるんだと

お岩木山で 手を振れば

あの娘は小さく うなずいた

茜の空で 誓った恋を

東京ぐらしで 忘れたか

帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ

 

白いリンゴの 花かげで

遊んだ頃が なつかしい

気立てのやさしい 娘(こ)だったよ

お前の嫁に 欲しかったねと

おふくろ今夜も ひとりごと

帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ

 

可愛いあの娘の 帰る日を

お岩木山で 今日も又

津軽の風と 待っている

忘れはしまい あの約束の

こんなにきれいな 茜空

帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ

 

(117) 倖せさがして-五木ひろし( Cover : 廖 灯和 )
 

倖せさがして
作詞:たかたかし/ 作曲:木村好夫

 

あなたのために 生まれてきたのと

おまえは羞らい 小指をからませる

さがしていたんだよ

ちいさなしあわせを

俺のこころを ささえてくれる

やさしい女を さがしていたんだよ

 

からだのために わるいと叱って

おまえはタバコを 笑ってとりあげる

さがしていたんだよ

ちいさなしあわせを

俺に一生 ささげてくれる

かわいい女を さがしていたんだよ

 

きれいな花と いわれるよりも

おまえのような 素直な花がいい

さがしていたんだよ

ちいさなしあわせを

胸にほのぼの 灯りをともす

おまえをひとり さがしていたんだよ

 

(116) 女のみち -宮史郎 ( Cover: 廖 灯和 )
 

女のみち
作詞:宮史郎 /作曲:並木ひろし

 

私がささげた その人に

あなただけよと すがって泣いた

うぶな私が いけないの

二度としないわ 恋なんか

これが 女のみちならば

 

ぬれたひとみに またうかぶ

捨てたあなたの 面影が

どうしてこんなに いじめるの

二度と来ないで つらいから

これが 女のみちならば

 

暗い坂道 一筋に

行けば 心の灯がともる

きっとつかむわ 幸せを

二度とあかりを けさないで

これが 女のみちならば

 

(115) 旅鴉 -五木ひろし ( Cover: 灯和 )
 

旅鴉
作詞:藤田まさと / 作曲:遠藤実

 

百里千里を 歩いても

歩くだけでは 能がない

ましてやくざな 仁義沙汰

広い世間を 狭くして

どこに男の どこに男の 明日がある

 

はなればなれに 散る雲に

訊いて応えが 出るものか

一つしかない 命なら

一つしかない ふるさとの

せめて畳の せめて畳の 上で死ぬ

 

意地と情は 垣根越し

それが道理と 知りながら

知った道理の 裏をゆく

野暮な野郎の 意地ッ張り

今日も草鞋の 今日も草鞋の 紐が泣く

 

(114) さだめ川 -ちあきなおみ/ 市川版 ( Cover: 廖 灯和 )
 

さだめ川
作詞:石本美由起作曲:船村徹

 

明日のゆくえ さがしても

この眼に見えぬ さだめ川

あなたの愛の 流れるままに

ゆるした夜は 雨でした

 

二人の恋を 憎むよな

うわさが辛い さだめ川

故郷の町を 逃れる旅は

いずこの山が また海か

 

すべてを水に ながしては

生きて行けない さだめ川

あなたの愛に 次ぎの世までも

ついて行きたい 私です

 

(113) 真赤な太陽 - 美空ひばり(Cover: 廖 灯和 )

真赤な太陽
作詞:吉岡治 /作曲:原信夫

 

まっかに燃えた 太陽だから

真夏の海は 恋の季節なの

渚をはしる ふたりの髪に

せつなくなびく 甘い潮風よ

はげしい愛に 灼けた素肌は

燃えるこころ 恋のときめき

忘れず残すため

まっかに燃えた 太陽だから

真夏の海は 恋の季節なの

 

いつかは沈む 太陽だから

涙にぬれた 恋の季節なの

渚に消えた ふたりの恋に

砕ける波が 白く目にしみる

くちづけかわし 永遠を誓った

愛の孤独 海にながして

はげしく身をまかす

いつかは沈む 太陽だから

涙にぬれた 恋の季節なの

恋の季節なの 恋の季節なの

恋の季節なの 恋の季節なの

 

 

(112) 波止場気質 -上原敏 (Cover: 廖 灯和)
  

波止場気質
作詞:島田磬也 / 作曲:飯田景応

 

別れ惜しむな 銅鑼の音に

沖は希望の 朝ぼらけ

啼くな鴎よ あの娘には

晴れの出船の 黒けむり

 

熱い涙が あればこそ

可愛いあの娘の 楯となり

護り通して 来た俺だ

波止場気質を 知らないか

 

船を見送る この俺が

流す涙は 恋じゃない

ほんにあの娘の 幸福を

嬉し涙で 祈るのさ

 

 

(111) 浮草の宿 -殿様キングス (Cover : 廖 灯和)
 

浮草の宿
作詞:千家和也 / 多更詳盡歌詞com) 作曲:彩木雅夫

 

逢いたさに狂うほど 痩()せました私

走り書きをひとつ残し あなたが消えてから

()れて 惚れて 惚れぬいて

泣いて 泣いて 泣きぬれて

灰になるまで ついてゆきたい

ねぐらへ鳥が帰ります あなたに逢いたい

 

真夜中の急行で この街に着いた

宿の扉叩く音は よけいにみじめです

惚れて 惚れて 惚れぬいて

泣いて 泣いて 泣きぬれて

他にいい女(ひと) 出来たでしょうか

(まくら)を抱いて眠ります あなたに逢いたい

 

何ひとつ不自由なく 暮らしてた頃が

まるで夢かうそのようで 心が乱れます

惚れて 惚れて 惚れぬいて

泣いて 泣いて 泣きぬれて

肌は誰にも 許したくない

名もない花が咲いてます あなたに逢いたい

 

(110) 潮来笠- 橋幸夫 ( Cover : 廖 灯和 )
 

潮来笠
作詞:佐伯孝夫作曲:吉田正

 

潮来の伊太郎 ちょっと見なれば

薄情そうな 渡り鳥

それでいいのさ あの移り気な

風が吹くまま 西東

なのにヨー なぜに眼に浮く潮来笠

 

田笠の紅緒が ちらつくようぢゃ

振り分け荷物 重かろに

わけはきくなと 笑ってみせる

粋な単衣の 腕まくり

なのにヨー 後髪引く潮来笠

 

旅空夜空で いまさら知った

女の胸の 底の底

ここは関宿 大利根川へ

人にかくして 流す花

だってヨー あの娘川下潮来笠

 

(109) 湯島の白梅 - 小畑実 ( Cover : 廖 灯和 )
 

湯島の白梅
作詞:佐伯孝夫 / 作曲:清水保雄

 

湯島通れば思い出す

お蔦 主税の心意気

知るや白梅 玉垣に

のこる二人の 影法師

 

忘れられよか 筒井筒

岸の柳の 縁むすび

かたい契りを 義理ゆえに

水に流すも江戸育ち

 

青い瓦斯灯 境内を

出れば本郷 切通し

あかぬ別れの 中空に

鐘は墨絵の 上野山

 

(108) 港町恋唄A -五木ひろし(Cover: 廖 灯和)
 

港町恋唄 A
作詞:石原信一 / 作曲:上総優

 

港わたりの 船乗りは

潮の香りの いい男

酒は強いが 情けに弱い

小樽 松前 鯵ヶ沢(あじがさわ)

 

俺に本気で 惚れるなと

一夜泊りで 背を向ける

ついていきたい かもめになって

深浦 秋田 酒田まで

 

きっと来るよの 約束は

海が時化(しけ)れば かなわない

どうかご無事で また逢う日まで

新潟 富山 輪島沖

 

未練心の 船乗りは

涙しぶきに 隠すだけ

陸(おか)に手を振り 笑顔を見せる

加賀に 敦賀(つるが)に 宮津へと

 

今度生まれて 来る時も

波を蹴立(けた)てて かけまわる

なのに恋路は どうにもならぬ

鳥取 浜田 尾道(おのみち)も

 

昨日倉敷 今日多度津(たどつ)

明日は高砂 港町

消えぬ面影 波止場にゆれる

淡路 大阪 旅しぐれ
 

(107) 沓掛道中 -彩青( Cover: 廖 灯和 )
 

沓掛道中
作詞:仁井谷俊也 / 作曲:四方章人

 

生まれ信濃の 追分節を

おいら歌えば絃(いと)が鳴る

義理という字に 逆(さか)らえず

恨みもない人 刀にかけた

沓掛道中

詫びておりやす あゝ中仙道

 

「一宿一飯の恩義とはいえ…勘弁しておくんなせぇ…」

 

慣れぬ長旅 痛みはせぬか

すれた草鞋(わらじ)が 母と子にゃ

惚れていたって 惚れたとは

互いに言えない この身の辛さ

沓掛道中

今日は上州 あゝ中仙道

 

「止むにやまれぬ助っ人稼業…

この時次郎かならず堅気になって 帰(けえ)ってまいりやす…」

 

二度と長脇差(ながどす) 抜かぬと決めた

これっきりです おきぬさん

忘れ形見の 太郎吉を

命にかえても 守ってやると

沓掛道中

明日(あす)は晴れるか あゝ中仙道 沓掛時次郎

 

(106) 中の島ブルース-秋庭豊とアローナイツ
( Cover: 廖 灯和 )

 

中の島ブルース
作詞:斉藤保 / 作曲:吉田佐

 

赤いネオンに 身をまかせ

燃えて花咲く アカシアの

あまい香りに 誘われて

あなたと二人 散った街

ああ ここは札幌 中の島ブルースよ

 

水の都にすてた 恋

泣いて別れた 淀屋橋

ほろり落した 幸せを

あなたと二人 拾う街

ああ ここは大阪 中の島ブルースよ

 

会えば別れが つらいのと

泣いてすがった 思い出の

小雨そぼ降る 石畳

あなたと二人 濡れた街

ああ ここは長崎 中の島ブルースよ

 

(105) 星影のワルツ -千昌夫 ( Cover: 廖 灯和‧相澤 誠 )
 

星影のワルツ
作詞:白鳥園枝 / 作曲:遠藤実

 

別れることは つらいけど

仕方がないんだ 君のため

別れに星影のワルツを うたおう……

冷たい心じゃ ないんだよ

冷たい心じゃ ないんだよ

今でも好きだ 死ぬ程に

 

一緒になれる 幸せを

二人で夢見た ほほえんだ

別れに星影のワルツを うたおう……

あんなに愛した 仲なのに

あんなに愛した 仲なのに

涙がにじむ 夜の窓

 

さよならなんて どうしても

いえないだろうな 泣くだろうな

別れに星影のワルツを うたおう……

遠くで祈ろう 幸せを

遠くで祈ろう 幸せを

今夜も星が 降るようだ

 

(104) 長崎は今日も雨だった / 前川清 (Cover: 廖 灯和 )
 

長崎は今日も雨だった
作詞:永田貴子/ 作曲:彩木雅夫

 

あなたひとりに かけた恋

愛の言葉を 信じたの

さがし さがし求めて

ひとり ひとりさまよえば

行けど切ない 石だたみ

あゝ 長崎は今日も雨だった

 

夜の丸山 たずねても

冷たい風が 身に沁みる

愛し 愛しのひとは

どこに どこにいるのか

教えて欲しい 街の灯よ

あゝ 長崎は今日も雨だった

 

頬にこぼれる なみだの雨に

命も恋も 捨てたのに

こころ こころ乱れて

飲んで 飲んで酔いしれる

酒に恨みは ないものを

あゝ 長崎は今日も雨だった

 

(103) 大井追っかけ音次郎 -氷川きよし
( Cover: 廖 灯和 / 阿富師演藝廳提供 )

 

大井追っかけ音次郎

作詞:松井由利夫 /作曲:水森英夫

 

渡る雁(かりがね) 東の空に

俺の草鞋は 西を向く

意地は三島の 東海道も

変わる浮き世の 袖しぐれ

やっぱりね そうだろね

しんどいね 未練だね

大井追っかけ音次郎 音次郎

 

寄るに寄れない 清水の港

またぐ敷居が 高すぎる

島田くずして 嫁菜を摘んだ

あの娘恨むは 筋ちがい

やっぱりね そうだろね

しんどいね 未練だね

胸にしみるぜ茶のかおり 茶のかおり

 

越すに越せなきゃ しおからトンボ

土堤のすすきで 雨やどり

情け掛川 みかんの小枝

折れば涙の 花が散る

やっぱりね そうだろね

しんどいね 未練だね

大井追っかけ音次郎 音次郎
 

(102) 男船 -神野美伽
( Cover: 廖 灯和 / 阿富師演藝廳提供 )

 

男船
作詞:やしろよう/作曲:市川昭介

 

荒れて 荒れて牙(きば)むく北海しぶき

来るなら来てみろ 吠(ほ)えてみろ

沖へ出たなら 自慢の船さ

意地と度胸は 半端じゃないぜ

命 命 命知らずの 男船

 

きっと きっと あの娘(こ)に海鳴り便り

届けておくれよ 渡り鳥

陸(おか)にゃ住めない さすらい船さ

未練きっぱり 波間に捨てる

情 情 情乗せない 男船

 

網を 網を引く手に血潮(ちしお)がたぎる

根性ひとつが 宝だよ

辛(つら)さこらえる 我慢の船さ

ここが一番 男の勝負

夢は 夢は 夢は大漁の 男船

 

(101)愛の終着駅 - 八代亜紀 (Cover:廖 灯和 )
 

愛の終着駅
作詞:池田充男 /作曲:野崎真一

 

寒い夜汽車で 膝をたてながら

書いたあなたの この手紙

文字のみだれは 線路の軋み

愛の迷いじゃ ないですか

よめばその先 気になるの

 

君のしあわせ 考えてみたい

あなた何故なの 教えてよ

白い便箋 折り目のなかは

海の匂いが するだけで

いまのわたしを 泣かせるの

 

北の旅路の 淋しさにゆられ

終着駅まで ゆくという

あなたお願い 帰って来てよ

窓にわたしの まぼろしが

見えたら辛さを 解ってほしい

 

(100) レモン月夜の散歩道 -都はるみ (Cover: 廖 灯和 )

レモン月夜の散歩道
作詞:西沢爽 / 作曲:市川昭介

 

レモン月夜の 散歩道

ゆら ゆら ゆれて ゆきましょう

ふたりが 好きと 言った道

甘く今夜も 散る花は

忘れられない あの言葉

月の並木を

ゆれて ゆら ゆら ゆきましょう

 

レモン月夜の 影法師

ゆら ゆら ゆれて ゆきましょう

ふたりは 恋の 魚なの

青い木立は 海のよに

月の光が 素晴らしい

腕くみながら

ゆれて ゆら ゆら ゆきましょう

 

レモン月夜の 散歩道

ゆら ゆら ゆれて ゆきましょう

夜風が胸に くすぐったい

夢を見るよな 夜だもの

なにを話せば いゝかしら

恋の小道を

ゆれて ゆら ゆら ゆきましょう

 

(99) 愛燦燦 - 美空ひばり ( Cover: 廖 灯和 )
 

愛燦燦
作詞 / 作曲:小椋佳

 

雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて

わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして

人は哀しい 哀しいものですね

 

それでも過去達は 優しく睫毛に憩う

人生って 不思議なものですね

 

風 散々(さんざん)と この身に荒れて

思いどおりにならない夢を 失くしたりして

人はかよわい かよわいものですね

 

それでも未来達は 人待ち顔して微笑む

人生って 嬉しいものですね

 

愛 燦々(さんさん)と この身に降って

心秘そかな嬉し涙を 流したりして

人はかわいい かわいいものですね

 

ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う

人生って 不思議なものですね

 

ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む

人生って 嬉しいものですね


 

(98) 北の灯り中条きよし Cover: 廖 灯和 )

北の灯り
作詞:朝比奈京仔 /作曲:杉本眞人

 

雨のすきまに 面影を

追えば虚しい レンガ道

二度目の旅の 約束を

果たせぬままに そのままに

あゝどこへ行こうと おまえだけ

あゝ誰に逢おうと おまえだけ

さがす睫毛の淋しさを

知っているよな 北灯り

 

おまえ失くした 風穴に

こうも虚しい 風が吹く

写真を胸の ポケットに

連れて一人で 来たけれど

あゝどこへ行こうと おまえだけ

あゝ誰に逢おうと おまえだけ

酔わなきゃ眠れぬ夜ばかり

二泊(ふたつ)重ねた 北ホテル

 

あゝどこへ行こうと おまえだけ

あゝ誰に逢おうと おまえだけ

欲しい 詫びたい 逢いたいよ

遠い幸せ 北灯り

 

(97) 雪恋華 - 市川由紀乃 (Cover: 廖 灯和 )

 

雪恋華
作詞:石原信一作曲:幸耕平

 

愛することが なぜ罪になる

追われてふたりは 冬の旅

別れ言葉を ためらいながら

夜汽車にゆられて 北の果て

好きですと つぶやいて

見えぬ紅糸(べにいと) 断ち切れば

雪が散る散る 恋が散る

女の吹雪が 乱れ飛ぶ

心も躰も 粉々に

もっと抱いてと しがみつく

戻りたい 戻れない 咲いても冷たい 雪の華

 

幸せよりも 欲しかったのは

あなたの素肌の 温かさ

この身引き裂く 氷の風か

涙もちぎれる 北の果て

海鳥が ただ一羽

うずく未練に 呼びかける

雪が散る散る 恋が散る

女の炎が 舞い上がり

この指 この髪 この命

もっと燃え尽き 崩れ落ち

愛しても 愛しても 明日はひとりの 雪の華

 

雪が散る散る 恋が散る

女の吹雪が 声あげて

心も躰も 悲しみも

もっと凍えて 砕け散れ

戻りたい 戻れない 咲いても冷たい 雪の華

 

(96) 雨あがり- 五木ひろし (Cover: 廖 灯和 )
 

雨あがり
作詞:荒木とよひさ/ 作曲:桜田誠一

 

雨降る道なら この手を傘に

みぞれの夜なら ぬくもりわけあって

濡れた小指を からませて 泣きじゃくる

お前は お前は お前は灯り

ともしてくれたね

しあわせ ふたりづれ

 

心の綻び おまえは繕って

苦労をかけたね 泪の数だけ

白いうなじの おくれ髪で か弱さで

お前は お前は お前はつぼみ

咲かせてくれたね

しあわせ ふたりづれ

 

肩のふるえを 抱きしめて息をとめ

お前は お前は お前はいのち

捧げてくれたね

しあわせ ふたりづれ


(95) 女のワルツ- 伍代夏子 ( Cover : 廖 灯和 )

女のワルツ
作詞:たきのえいじ作曲:市川昭介

 

花はコスモス 唄はシャンソン

そして私は夢追すずめ

あなた背中を向けないで

聞き分けばかりうまくなる

紅がかなしい 女のワルツ

 

 

ガラス細工に 点る灯かりが

眩しい過ぎます いまの私に

あなたその手にのるほどの

幸せ分けてくれますか

胸がせつない 女のワルツ

 

 

恋ははかない ひとり芝居ね

空のグラスに 昨日が映る

寂しいなりやのくちびるで

あなたの名前呼ぶばかり

風が身にしむ 女のワルツ

 

(94) 一円玉の旅がらす- 晴山さおり(Cover: 廖 灯和 )
 

一円玉の旅がらす
作詞:荒木とよひさ作曲:弦哲也

 

一円玉の旅がらす

ひとりぼっちで どこへゆく

一円玉の旅がらす

あすは湯の町 港町

一円だって 一円だって

恋もしたけりゃ 夢もある

ああ 出世街道 どこへゆく

 

一円玉の旅がらす

好きなあの娘()を ふりきって

一円玉の旅がらす

風に浮き雲 子守唄

一円だって 一円だって

生まれ故郷にゃ 母がいる

ああ 出世街道 どこへゆく

 

一円だって 一円だって

恋もしたけりゃ 夢もある

ああ 出世街道 どこへゆく

 

(93) 勝手にしやがれ- 沢田研二 (Cover: 廖 灯和 )
 

 勝手にしやがれ  
作詞:阿久悠作曲:大野克夫

 

壁ぎわに寝がえりうって

背中できいている

やっぱりお前は出て行くんだな

 

悪いことばかりじゃないと

想い出かき集め

鞄につめこむ気配がしてる

 

行ったきりならしあわせになるがいい

戻る気になりゃいつでもおいでよ

 

せめて少しはカッコつけさせてくれ

寝たふりしてる間に出て行ってくれ

 

アア アアア アアア アア

アア アアア アアア アア

 

バーボンのボトルを抱いて

夜ふけの窓に立つ

お前がふらふら行くのが見える

 

さよならというのもなぜか

しらけた感じだし

あばよとサラリと送ってみるか

 

別にふざけて困らせたわけじゃない

愛というのに照れてただけだよ

 

夜というのに派手なレコードかけて

朝までふざけようワンマンショーで

アア アアア アアア アア

アア アアア アアア アア

 

夜というのに派手なレコードかけて

朝までふざけようワンマンショーで

アア アアア アアア アア

アア アアア アアア アア
 

(92) 夢酔い人 / 細川貴志 ( Cover: 廖 灯和 )

夢酔い人

作詞:吉田旺・中村泰士/作曲:中村泰士

 

人は誰でも 倖せが似合う

苦労枕に 夢見るのもいいさ

がまんくらべだね

 

酔えばふわりと 明日が見える

ああ唄って泣けたら 明日は晴れる

 

夢・酔々酔 夢・酔々酔

酒は嘆き憂き世の 子守唄

夢・酔々酔 夢・酔々酔

忘れ上手は 倖せ上手

 

恋に破れて死にたいなんて

およしなさいよ 気持ちはわかるけど

演歌しすぎだね

 

ふられ夜祭り 飲まれて飲んで

あーぬかるみくぐれば 陽はまた昇る

 

夢・酔々酔 夢・酔々酔

酒は憂き世の力水

夢・酔々酔 夢・酔々酔

笑顔上手は 倖せ上手

 

酔えばふわりと 明日が見える

ああ唄って泣けたら 明日は晴れる

 

夢・酔々酔 夢・酔々酔

酒は嘆き憂き世の 子守唄

夢・酔々酔 夢・酔々酔

忘れ上手は 倖せ上手

 

(91) 雨酒場 -香西かおり (Cover: 廖 灯和 )
 

雨酒場
作詞:里村龍一 /作曲:聖川湧

 

おちょこにお酒 つぐたびに

涙が落ちる 音がする

田舎造りの 居酒屋で

女ひとりの しのび酒

あゝ…あなた恋しい

雨の降る夜は

 

ラベルのとれた 空きびんの

一輪差しの花悲し

どこか女の身の上に

似てる気がして泣けてくる

あゝ…帰りたくない

雨の降るうちは

 

暖簾がゆれりゃ 振り返る

悲しいくせが つきました

夢をつぎ足す グイ呑みの

酒は未練の 誘い水

あゝ…ひと目会いたい

雨の降る夜は

 

(90) うたかたの恋 -藤あや子 -市川版 (Cover: 廖 灯和 )
 

うたかたの恋
作詞:三浦康照 /作曲:水森英夫

 

蛇の目の傘で 人目をさける

ふたりの肩を 濡らす雨

辛い別れに なろうとも

泣きはしません うたかたの

恋とあなたを…

諦めましょう

 

着物がとても よく似合うよと

髪のほつれ毛 手で直す

そんなあなたの やさしさに

女心が うたかたの

愛に溺れた…

始まりでしょう

 

港が見える この坂道は

あなたと逢った 石畳

雨に濡れてる あじさいに

浮かぶ面影 うたかたの

恋の名残りを…

抱きしめましょう

 

(89) 柔 -美空ひばり ( Cover: 廖 灯和 )
 


作詞:関沢新一 /作曲:古賀政男

 

勝つと思うな 思えば負けよ

負けてもともと この胸の

奥に生きてる 柔の夢が

一生一度を 一生一度を

待っている

 

人は人なり のぞみもあるが

捨てて立つ瀬を 越えもする

せめて今宵は 人間らしく

恋の涙を 恋の涙を

噛みしめる

 

口で言うより 手の方が早い

馬鹿を相手の 時じゃない

行くも住るも 座るもふすも

柔一すじ 柔一すじ

夜が明ける

 

(88) 九段の母 -塩まさる ( Cover: 廖 灯和 )
 

九段の母
作詞:石松秋二 /作曲:能代八郎
 

上野駅から 九段まで

勝手知らない 焦れったさ

杖を頼りに 一日がゝかり

伜来たぞや 逢いに来た

 

空を衝くよな 大鳥居

斯んな立派な 御社に

神と祀られ 勿体なさよ

母は泣けます 嬉しさに

 

両掌合わせて 跪き

拝むはづみの 御念仏

ハッと気付いて うろたえました

伜許せよ 田舎者

 

鳶が鷹の子 生んだ様で

今じゃ果報が 身に余る

金鵄勲章が 見せたいばかり

逢いに来たぞや 九段坂
 

(87) 夜泣き鳥 -角川博 ( Cover : 廖 灯和 )
 

夜泣き鳥
作詞:田久保真見 /作曲:岡千秋

 

雨の降る夜(よる)は さみしくて

涙をおちょこに そそいで飲むわ

二度と逢えない 人なのと

そっとこころに 言い聞かす

それでも…あいたい…

涙がほろり わたし 夜泣き鳥

 

すきま風が吹く 居酒屋に

あなたの名前の ボトルが残る

一人ぼっちは 慣れっこと

少し笑って みるけれど

うなじが…寒くて…

涙がほろり わたし 夜泣き鳥

 

夢に流された 女には

あなたの背中が 止まり木でした

たとえ嘘でも 良かったの

ずっとふたりで 居たかった

もいちど…あいたい…

涙がほろり わたし 夜泣き鳥

 

(86) 河內おとこ節 -中村美律子 (Cover: 廖 灯和 )
 

河内おとこ節
作詞:石本美由紀 /作曲:岡千秋

 

河内生まれの 風来坊は

生きのいゝのが あゝ…売りもんや

サテモ皆様 おそまつながら

こゝが男の 舞台なら

太鼓叩いて 見栄を切る

喧嘩囃子の 河内ぶし

 

一に度胸や 二に人情や

後は腕づく あゝ…腕しだい

サテモ皆様 悪声ながら

坂田三吉 物語り

派手な掛声 頂いて

唸る男の 河内ぶし

 

馬鹿な息子と 叱ってくれる

俺(わい)の親父(おやじ)は あゝ…生駒山

サテモ皆様 おゝそれながら

肌は鉄火の 勇み肌

グイと冷酒 飲みほして

仁義がわりの 河内ぶし

   

(85) 愛染かつらをもう一度 -島津亜矢 ( Cover:廖 灯和 )
 

愛染かつらをもう一度
作詞:星野哲郎/作曲:新井利昌

 

花と嵐の 青春を

涙と共に 生きるとき

父さんあなたの 主題歌だった

古い艶歌が わかります

いつかいっしょに 唄いましょうね

愛染かつらを もう一度

 

灯りさざめく 東京の

日暮れは夢の 吹き溜まり

父さん私は あなたの娘

負けはしないと 唇を

噛めば心に 聞こえてきます

愛染かつらの あの歌が

 

真実(まこと)つくした男道

破れたけれど 悔いはない

俺にはかわいい おまえがいると

酔えば口癖 お父さん

どうぞ元気で 唄ってほしい

愛染かつらを いつまでも



(84)波止場しぐれ- 石川 さゆり( Cover: 廖 灯和 ) 

波止場しぐれ
作詞:吉岡治/作曲:岡千秋

 

波止場しぐれが 降る夜は

雨のむこうに 故郷が見える

ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと)

一夜泊りの かさね着が

いつかなじんだ ネオン町

 

肩に重たい 苦労なら

捨てていいのよ 拾ってあげる

ここは瀬戸内 土庄港

のんでおゆきよ もう一杯

浮世小路の ネオン酒

 

あれは高松 最終便

グラス持つ手に 汽笛がからむ

ここは瀬戸内 土庄港

恋も着きます 夢もゆく

春の紅さす ネオン町

 

(83) 金木犀- 伍代夏子 (Cover: 廖 灯和 )
 

金木犀
作詞:麻こよみ / 作曲:水森英夫
 

路地にこぼれる 金木犀の

香りに揺れる面影よ

一年待てば 三年待てる

あなたを信じて 待ちます私…

迷う気持は 捨てました

ともす心の 恋灯り

 

ひとり待つ身の 女の弱さ

抱いて下さい この胸を

三年待てば 七年待てる

今夜の夢で 逢いたいあなた

つらい噂は 聞き流す

にじむ涙の ひとしずく

 

あなたのために綺麗でいたい

鏡をのぞいて なおす紅

七年待てば 一生待てる

明日を信じて 待ちます私…

悔いはしません 泣きません

ともす心の 恋灯り

 

(82) 桜貝 –五木ひろし (廖 灯和 )

桜貝 
作詞:水木れいじ /作曲:弦哲也

 

おまえの口紅 とりあげて

あの海はるかに 投げたっけ

こころの傷は かくすなよ

素顔のままで いればいい

おもいでの…桜貝

さしだす白い 掌()の平の

このぬくもりは もう離さない

 

ふりむきゃ涙の 人生を

ささえてくれたね いつの日も

あなたは夢に 生きるのと

信じた道を 歩くのと

ありがとう…桜貝

口には出して 言わないが

忘れはしない そのやさしさを

 

ちいさな陽だまり 肩よせて

あの日の海辺へ 帰ろうか

ふたりで越えた 歳月も

明日からきっと 倖せに

離れずに…桜貝

もいちど 生まれかわっても

命はひとつ いついつまでも

 

(81) 或る雨の午後 -ディック・ミネ (廖 灯和 )
 

或る雨の午後
作詞:島田磬也 /作曲:大久保徳二郎

 

雨が降ってた しとしとと

或る日の午后の ことだった

君と僕とは 寄り添って

雨の舗道を 濡れながら

二人愉しく 歩いたね

 

雨に濡れても 二人きり

或る日の午后の ことだった

肩を並べて 寄せ合って

話し疲れて どこまでも

二人黙って 歩いたね

 

雨が降ってる 今日もまた

或る日の午后を 想い出す

君と僕とは 別れたが

雨の舗道を 濡れながら

一人黙って 歩こうよ

 

(80) 浪花そだち- 神野美伽 ( Cover: 廖 灯和 )

浪花そだち
作詞:たかたかし/作曲:市川昭介

 

雨にこぼれる露地裏あかり

酔ってあんたは 今夜も泣かす

苦労承知の恋だから

泣きはしないわ つくしてみせる

浪花そだちの 女です

 

酒を飲まなきゃいい人なのに

弱いあんたの 心がにくい

惚れているから叱るのよ

つらい涙は さらりと捨てる

浪花そだちの女です

 

たとえ貧しい部屋でもいいの

肩をよせあう くらしがあれば

どこで生きよと離れずに

ついてゆきたい 男の夢に

浪花そだちの女です

 

(79) 恋歌酒場 -五木ひろし ( Cover : 廖 灯和 )

 

恋歌酒場
作詞:阿久悠 /作曲:徳久広司

 

恋歌酒場 とどけよ恋よ

想いを籠()めて 今宵も歌う

ピアノのひとは 心やさしく

あなたのためと 指輪を外す

ああ せつなくも 哀しくも

熱きやわ肌 色づくような

恋歌よ 恋歌よ

乾いた砂漠に降る雨のごと 人生きる歌よ

 

恋歌酒場 名残りの夜の

心に満ちた 想いのたけを

更け行く窓に 雨の雫が

涙のふりで 滴(したた)り落ちる

ああ 激しくも 苦しくも

時の流れをとどめるような

恋歌よ 恋歌よ

嘆きの巷に咲く花のごと 人生きる歌よ

 

ああ 儚くも 空(むな)しくも

夢をうつつと信じるような

恋歌よ 恋歌よ

いたみの心に注()ぐ酒のごと 人生きる歌よ

 

(78) わすれ傘 - 佳山明生 (Cover:廖 灯和 )

わすれ傘
作詞:有美子作曲:藤田たかし

 

嫌いになったら 捨ててもいいと

強がりばかりを 見せて来た

あんたと別れた あの日から

泪の雨に ぬれてます

忘れ物でも したように

取りにおいでよ

あたしあんたの わすれ傘

 

優しさばかりの 明けくれなんて

大人になれない 気がしてた

傷つけ合ってた 我儘も

今ならきっと 直せそう

カギはいつもの とこだから

取りにおいでよ

あたしあんたの わすれ傘

 

あれから恋など 一度もなくて

二年の月日が たちました

柱にきざんだ 落書も

愛してますと 書いてある

旅に出たよな 顔をして

取りにおいでよ

あたしあんたの わすれ傘

 

(77) 夫婦善哉 -石川さゆり ( Cover: 廖 灯和 )
 
夫婦善哉
作詞:吉岡治 /作曲:弦哲也

 

浮草ぐらしと あなたが笑う

肩に舞うよな 露地しぐれ

なにもなくても こころは錦

ついてゆきます… 夫婦善哉

あなたの背中が 道しるべ

 

他人には見えない 亭主(おとこ)の値打ち

惚れた女にゃ よく見える

寒い夜には 相合い酒で

憂き世七坂… 夫婦善哉

今日も可愛い 馬鹿になる

 

ないないづくしも 才覚ひとつ

辛抱がまんの 花が咲く

旅は道づれ 夫婦は情け

なにがあっても… 夫婦善哉

笑顔千両で 生きてゆく

 

(76) ふるさとの空遠く-松原健之 ( Cover: 廖 灯和 )

ふるさとの空遠く
作詞:石原信一 /作曲:弦哲也

 

たえまなく 流れる歌は

あの日の 母の子守歌

いつしか 眠る街角

耳によみがえる

眼を閉じて 浮かぶ景色は

いまも変わらずに

桜舞う 樹の下に

友がいる……

ふるさとの 空遠く

夢路遥かに

 

僕なりに この街暮らし

頑張り生きて いるけれど

どうにも ならない時に

歌がよみがえる

雪解けの せせらぎの音

夏は遠花火(とおはなび)

初恋の あの人は

いまどこに……

ふるさとの 空遠く

想い遥かに

 

帰りたい 切符一枚

買えば済むけれど

帰らない もう少し

この街で……

ふるさとの 空遠く

涙遥かに

 

(75) 通り雨-オー・ウンシュ ( Cover: 廖 灯和 )

通り雨
作詞 /作曲:キム・ドンチャン

 

つめたい雨あめに震ふるえているわ

まいごの小こ鹿じかは わたしなの

奪うばう速はやさで捨すてられた 

愛あいは 通とおり雨あめ

憎にくみたい 憎にくめない

あふれる想おもいを堪こらえても

雨あめ 雨あめ 雨あめは˙˙˙

ただ降ふりしきる 涙なみだ とまらない

 

つめたい雨あめに震ふるえているわ

まいごの小こ鹿じかは わたしなの

奪うばう速はやさで捨すてられた 

愛あいは 通とおり雨あめ

憎にくみたい 憎にくめない

あふれる想おもいを堪こらえても

雨あめ 雨あめ 雨あめは˙˙˙

ただ降ふりしきる 涙なみだ とまらない

 

いつかは晴はれるこの空そらの下した 

信しんじて切せつない わたしなの

誰だれのせいでも ないのよね 

忘わすれたい 忘わすれない 

旅人たびびと乗のせてくバスの背せに

雨あめ 雨あめ 雨あめの˙˙˙

しぶきが煙けむる 恋こいは 帰かえらない

 
 

(74) あなただけを -あおい輝彥 ( Cover: 廖 灯和 )
 

あなただけを
作詞:大野真澄 /作曲:常富喜雄

 

あゝ 今年も南の風に 誘われてきたよ 

静かな夏の雨に濡れた浜辺に 今もあなたを想いつつ

 

あゝ いつでもあなたの側に いられるようになりたい

あなたのなにげない ちょっとした仕草さえ

見ているだけの僕だけど

 

今より素晴らしい人生 愛するあなたとならば 

かなわぬ夢もありはしない 受けとめて欲しい

 

あゝ あなたを愛し続けたい 僕のすべて賭けても

一緒にいる時も 離れている時にも

愛し続けたい いつまでも

 

あゝ あなたが歌を口ずさみ 僕の心を揺さぶる

ほかの誰にも聞かせたくないんだ あなたの声は僕だけに

 

波打つ髪が風に吹かれ 白いうなじにからんで

愛は永遠にと囁いている海より深く

 

あゝ あなたを愛し続けたい 僕のすべてかけても

一緒にいる時も 離れている時にも

愛し続けたい 生きている限りいつまでも

  

(73) 津軽三味線ひとり旅 - 彩青 ( Cover: 廖 灯和 )
 

津軽三味線ひとり旅
作詞:冬木夏樹 /作曲:四方章人

 

雪がしんしん 凍(しば)れてつもる

三味を抱きしめ ながれ旅

十五になるから ふるさと離れ

恋の小泊 鰺ヶ沢

アイヤ…アイヤ…雪が舞う

津軽三味線ひとり旅

 

一目逢いたい ふた親さまに

無事で暮らして いるだろか

門付け唄なら じょんから節と

なさけ中里 五所川原

アイヤ…アイヤ…山が哭く

津軽三味線ひとり旅

 

右も左も 吹雪いてやまぬ

軋(きし)む木累(かんじき) 冬深し

涙の氷柱(つらら)で 太棹弾いて

越える小湊 大湊

アイヤ…アイヤ…風雪(かぜ)

が泣く

津軽三味線ひとり旅

  

(72) 残んの月- 杜このみ ( Cover: 廖 灯和 )

残んの月
作詞:麻こよみ/作曲:徳久広司

 

あてにならない 約束なのに

あなたを今夜も 待つ私

来る来ない 来る来ない なぜなぜ来ない

夜明けに浮かぶ 残んの月よ

心細さに 震えます

 

ひとつため息 こぼれるたびに

口紅淋しく 色褪(いろあ)せる

来る来ない 来る来ない やっぱり来ない

ぽつんと浮かぶ 残んの月よ

いっそこの恋 捨てましょか

 

今日で十日(とおか)も 逢えないままで

女の心が 痩()せて行く

来る来ない 来る来ない なぜなぜ来ない

涙でにじむ 残んの月よ

どこで今頃 誰といる


 

(71) 俺でいいのか- 坂本冬美 ( Cover: 廖 灯和 )


俺でいいのか
作詞:吉田旺/作曲:徳久広司

 

惚れた男(あんた)の ためなら死ねる

すがりつくよな その眸()に負けた

俺でいいのか いいのか俺で

苦労承知と さしだす蛇(じゃ)の目()

まぶしすぎるぜ おまえの咲顔(えがお)

 

二人ぽっちの 門出の酒が

染めたうなじの 細さに泣ける

俺でいいのか いいのか俺で

星も見えない 旅路の夜更け

いとしすぎるぜ おまえの寝顔(ねがお)

 

ふいとこの背に むしゃぶりついて

次の世までも ついてくという

俺でいいのか いいのか俺で

春は名のみの 身を切る寒風(かぜ)

まぶしすぎるぜ おまえの咲顔(えがお)


 

(70) 新宿はぐれ鳥- 内藤やす子 (Cover: 廖 灯和 )

新宿はぐれ鳥
作詞:菅麻貴子/作曲:杉本真人
 

別れ話の いきさつは

ささくれ畳に 聞いとくれ

今じゃ喧嘩もできないが

どうしているのよ こんな夜は

あんた 新宿 迷い鳥

想い出数えて いるのなら

ここで も一度 ねぇ 暮らそうよ

 

店の帰りに ふたりして

並んで放った お賽銭

合わせた両手の 隙間から

いつしか倖せ 逃げていた

ふたり 新宿 はぐれ鳥

沈んでばかりの 身の上は

誰の せいでも ねぇ ありゃしない

 

路地を吹く風 肩で切り

帰っておいでよ この街へ

遊びがすぎてた ひとだけど

それでもあんたが 好きなのよ

あたし 新宿 阿呆鳥

男を愛して 泣くなんて

これで 最後に ねぇ したいのよ

 

(69) 春夏秋冬・夢祭り-五木ひろし(Cover: 廖 灯和 )
 

春夏秋冬・夢祭り
作詞:田久保真見/作曲:五木ひろし

 

ハアー 一つ 人より ひたむきに

夢は いのちの花舞台

はらはらと はらはらと 咲き誇れ

春は桜の 春は桜の 夢祭り

 

ハアー 二つ 故郷 胸に抱き

雨も 嵐も吹き飛ばし

ドカンとね ドカンとね 打ち上げろ

夏は花火の 夏は花火の 夢祭り

 

ハアー 三つ 見知らぬ者同士

手と手 つないで輪になって

あかあかと あかあかと 燃え上がれ

秋は紅葉の 秋は紅葉の 夢祭り

 

ハアー四つ 世の中 真心と

愛と いう字が教えてる

ひゅるひゅると ひゅるひゅると 舞い踊れ

冬は吹雪の 冬は吹雪の 夢祭り

 

ハアー 五つ 幾つに なろうとも

恋は こころの花舞台

流し目は 流し目は 恋文がわり

日本人なら 日本人なら 眼で口説け

 

春夏秋冬 春夏秋冬 夢祭り


 

(68)   まわり道 - 琴風豪規 (Cover: 廖 灯和 )
  

まわり道
作詞:なかにし礼/作曲:三木たかし

 

桜の花のような

小雪がふりかかる

お前のおくれ髪を

この手で なでつける

まわり道を したけれど

めぐり逢えたら いいさ いいさ

遅れてやって来た

二人の春に 乾杯を あ……

 

川辺で子供たちが

無邪気に遊んでる

お前はそれを見て

かすかに 涙ぐむ

まわり道を したけれど

夢が叶えば いいさ いいさ

苦労の分だけは

お前もなれよ 幸せに あ……

 

まわり道を したけれど

これが最後の 恋さ 恋さ

二人であたたかな

ねぐらをきっと つくろうよ あ……
 

(67) 昭和縄のれん/ 走裕介 (Cover: 廖 灯和 )

昭和縄のれん
作詞:高田ひろお/作曲:杉本眞人

 

ひなびた路地の 縄のれん

焼鳥は世間のすみで 味わうものと

酸(す)いも甘(あま)いも かみわけた

父のこだわり いまわかる

 

酒とおんなは 二舎<号>まで

愚(ぐ)にもつかない 冗談云って

酔えばときどき 笑いとり

手酌(てじゃく)のすきな 父でした

 

ひとのじゃまにならぬよう

ひとをおしのけ生きぬよう

努(つと)めてがんこを よそおった

そんな父が いまもしずかに

飲んでいそうな 縄のれん

 

はたらきながら いやなこと

父はいっぱいあった はずだろうに

折り目ただしく 生きぬいた

そして昭和も 幕をとじ

 

父と母との あいだには

ほんのすこしの 波風あった

そんなときには 縄のれん

ひととき逃げる 場所でした

 

ひとのじゃまにならぬよう

ひとをおしのけ生きぬよう

努(つと)めてがんこを よそおった

そんな父が いまもしずかに

飲んでいそうな 縄のれん

 

そんな父が いまもしずかに

飲んでいそうな 縄のれん


(66) あばれ太鼓~無法一代入り~ -坂本冬美 (Cover: 廖 灯和 )


(66) あばれ太鼓~ 坂本冬美
(Cover: 廖 灯和 / 阿富師演藝廳提供)

 

あばれ太鼓~無法一代入り~
作詞:たかたかし/作曲:猪俣公章

 

どうせ死ぬときゃ 裸じゃないか

あれも夢なら これも夢

愚痴はいうまい 玄界そだち

男命を 情にかけて

たたく太鼓の あばれ打ち

 

あれは玄海 黒潮が

風に逆巻く 波音か

それとも祇園の 夏祭り響く太鼓の あばれ打ち

赤いほおずき 提灯に

ゆれて絡んだ 恋の糸

花なら桜木 松五郎

ドンと断ちきる 勇み駒

右とおもえば また左

ばちとばちとが 火を吹けば

早瀬飛び散る 波しぶき

意地なら腕なら 度胸なら

無法一代 男伊達

 

櫓太鼓(やぐらだいこ)の 灯(あかし)がゆれて

揃い浴衣の 夏がゆく

ばちのさばきは 人には負けぬ

なんでさばけぬ 男のこころ

小倉名代は 無法松

 

(65) 長良川艶歌- 五木ひろし(Cover: 廖 灯和 )

長良川艶歌

作詞:石本美由起 /作曲:岡千秋

 

水にきらめく かがり火は

誰に想いを 燃やすやら

あなた あなたやさしい 旅の人

逢うたひと夜の 情けを乗せて

こころまかせの 鵜飼い舟

 

好きと言われた 嬉しさに

酔うて私は 燃えたのよ

あなた あなたすがって みたい人

肌を寄せても 明日は別れ

窓に夜明けの 風が泣く

 

添えぬさだめと 知りながら

いまは他人じゃ ない二人

あなた あなた私を 泣かす人

枕淋しや 鵜飼いの宿は

朝が白々 長良川

 

(64)  京都二年坂 -伍代夏子 (Cover: 廖 灯和 )

京都二年坂
作词:坂口照幸/作曲:大地良

 

しょせん女は 里方さんや

男はんとは 器が违う

あなた叱って おくれやす

女 细うで 店のれん

うちにゃ重たい

京都 つれづれ 二年坂

 

バカな女の 诠(せん)ない愚痴と

胸にしまって 両手を合わす

秋を信じぬ 蝉しぐれ

暮れてゆく空 见上げれば

时の流れに

京都 しみじみ 立ち尽くす

 

一度失くして 身につくものよ

そうよ其処(そこ)から 见つけたものは

あなた见ていて おくれやす

花は石をも 割って咲く

うちが明日呼ぶ

京都 つれづれ 二年坂

 

(63) おしどり道中- 五木ひろし (Cover: 廖灯和 )
 

おしどり道中

作詞:藤田まさと/作曲:陸奥明

 

惚れてなるかと 浅間のからす

気障なせりふを 二つ三つ

情け知らずと 嗤(わら)わば嗤え

これがやくざの 泣きどころ

 

泣けと云うなら 泣いても見せる

死ねと云うなら 死にもする

野暮な野郎で ム(ござ)んすけれど

惚れた気持にゃ 嘘はない

 

馴れた草鞋(わらじ)も 日昏れにゃゆるむ

ましておしどり 二人旅

聞いてくれるな 草鞋のことは

どこで解こうと 結ぼうと

 

62. なみだの操 -殿さまキングス (Cover: 廖 灯和 )
 

なみだの操 

作詞:千家和也/作曲:彩木雅夫

 

あなたのために 守り通した女の操

今さら他人(ひと)に 捧げられないわ

あなたの決して お邪魔はしないから

おそばに置いて ほしいのよ

お別れするより 死にたいわ

女だから

 

あなたの匂い 肌に沁みつく女の操

棄てられたあと 暮らしてゆけない

私に悪いところが あるのなら

教えてきっと 直すから

恨みはしません この恋を

女だから

 

あなたにだけは 分るはずなの女の操

汚れを知らぬ 乙女になれたら

誰にも心変りは あるけれど

あなたを 疑いたくない

泣かずに待ちます いつまでも

女だから
 


61. ホロホロ東京/ 小林旭 (Cover:廖 灯和 )

ホロホロ東京

作詞:伊野上のぼる/作曲:船村徹

 

ほろりこぼした 涙のつゆを

風がひろった 東京

オーイオイ 許しておくれ

すてるつもりで 別れた恋じゃない

 

だめさだめだめ あの日の君は

嫁に行っだぜ 東京

オーイオイ 教えておくれ

どこにいるんだ 俺らの青い鳥

 

今日も誰かが 新聞記事の

隅で泣いてた 東京

オーイオイ 負けるじゃないぜ

俺もおんなじ ホロホロ人生さ

60. 雨の御堂筋 / 歐陽菲菲 (Cover:廖 灯和 )

  雨の御堂筋

作詞:林春生/作曲:The Ventures

 

小ぬか雨降る 御堂筋

こころ変りな 夜の雨

あなた…… あなたは何処よ

あなたをたずねて 南へ歩く

 

本町あたりに あなたはいると

風の知らせを 背中で聞いて

こんな…… 女がひとり

探していたことを 誰かつたえて

 

あゝ降る雨に 泣きながら

()をよせて 傘もささず

濡れて……夜の

いちょう並木は 枯葉をおとし

雨の舗道は 淋しく光る

あなた…… あなたのかげを

あなたを偲んで 南へ歩く

 

あゝ降る雨に 泣きながら

()をよせて 傘もささず

濡れて……夜の

梅田新道 心斎橋と

雨の舗道は 淋しく光る

あなた…… あなたのかげを

あなたを偲んで 南へ歩く


59. 夜祭り囃子 - あさみちゆき (Cover: 廖 灯和 )

夜祭り囃子 

作詞:さくらちさと/作曲:鈴木キサブロー

 

祭りは火の色 笛太鼓

ぴいひゃら神楽(かぐら)が 風に舞う

あやもにしきも 織り交ぜた

闇は一夜(ひとよ)の 万華鏡

 

遊べや遊べ みな遊べ

おかめも般若も みな遊べ

てれつく天狗も ひょっとこも

祭り囃子で 福が来る

エー 福が来る

 

神代(かみよ)の時代の むかしから

つづいた祭りだ 夜祭りだ

お神酒(みき)徳利(とっくり) ころがれば

月も浮かれて 踊りだす

 

踊れや踊れ みな踊れ

赤鬼青鬼 みな踊れ

あの世もこの世も 輪におさめ

祭り囃子で 夜が明ける

エー 夜が明ける

 

笑えや笑え みな笑え

浮き世を忘れて みな笑え

まやかしあやかし 世の習い

祭り囃子で 福が来る

エー 福が来る

 

58. 妻恋道中-上原敏 (Cover: 廖 灯和 )

妻恋道中 

作詞:藤田まさと/作曲:阿部武雄

 

好いた女房に 三行り半を

投げて長脇差 永の旅

怨むまいぞえ 俺等のことは

またの浮世で 逢うまでは

 

惚れていながら 惚れない素振り

それがやくざの 恋とやら

二度と添うまい 街道がらす

阿呆阿呆で 旅ぐらし

 

泣いてなるかと 心に誓や

誓う矢先に またほろり

馬鹿を承知の 俺等の胸を

何故に泣かすか 今朝の風

 

57. 鴛鴦道中 -上原敏 (Cover: 廖 灯和 )
 

鴛鴦道中 

作詞:藤田まさと/作曲:阿部武雄

 

堅気育ちも 重なる旅に

いつかはずれて 無宿者

知らぬ他国の たそがれ時は

俺も泣きたい ことばかり

 

染まぬはなしに 故郷をとんで

娘ざかりを 茶屋ぐらし

茶碗酒なら 負けないけれど

人情からめば もろくなる

 

かたちばかりの おしどり姿

ならぶ草鞋に 風が吹く

浮世あぶれた やくざな旅は

どこで散るやら 果てるやら

 

泣くも笑うも ふところ次第

資金なくした その時は

遠慮要らずの 女房じゃないか

丁と張りゃんせ わしが身を



56. 沓掛時次郎 -橋幸夫 (Cover: 廖 灯和)

沓掛時次郎 

作詞:佐伯孝夫/作曲:吉田正

 

すねてなったか 性分なのか

旅から旅へと 渡り鳥

浅間三筋の 煙の下にゃ

生れ故郷も あるっていうに

男 沓掛時次郎

 

女知らずが 女の世話を

その上 坊やの手をひけば

すまぬ すまぬと いう眼が辛い

旅だ旅だよ 許してくんな

これがおいらの せい一杯

 

男意地づく 生命をかけて

キリリと結んだ 三度笠

義理はすんだが 泣かずに来たが

またも今日から 行先ゃ知れぬ

旅の合羽を 風が吹く

 

55. 花のワルツ -藤あやこ (Cover:廖 灯和 )

花のワルツ 

作詞:たかたかし/作曲:徳久広司

 

夢で逢いたい抱かれたい

あなたの愛の 陽()だまりに

花よ、花、花 散らないで

この世に生きる不条理(かなしみ)

おし流されてしまいそう

 

泣いちゃいけない よわ虫と

わたしの髪を 撫()でた人

雨よ、雨、雨 降らないで

こころに酒がしみる夜()

グラスが泣いてさみしがる

 

めぐり逢いたいしあわせに

おんなの涙 夢しずく

花よ、花、花 泣かないで

流れにうかぶ水草(みずくさ)

ちいさな春を胸に抱く

 

54. 酒のやど- 香西かおり (Cover:廖 灯和 )

酒のやど

作詞:池田充男/作曲:森山慎也

 

おんなは翳(かげ)ある 横顔みせて

西から流れて きたという

問わず語りの 身のうえ話

ひざをよせあう カウンター

 

さすらいの さすらいの 酒をのむ

こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど

硝子戸ゆすって 雪が舞う

 

おんなは数えて はたちと幾つ

男につくした 指を折る

(とう)のむかしに わかれた女(やつ)

想い出させる そのしぐさ

 

さすらいの さすらいの 酒をのむ

こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど

泣くなよ しみるぜ あの汽笛(きてき)

 

おんなは離れの ちいさな部屋に

泊まって行ってと 下を向く

故郷(ふるさと)なくした 似た者どうし

夢のかけらが ほしい夜

 

さすらいの さすらいの 酒をのむ

こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど

ゆらりとくずれる 酔いごころ


 

53. 紅い花- ちあきなおみ (Cover:廖 灯和 )

 

紅い花 

作詞:松原史明/作曲:杉本真人

 

昨日の夢を追いかけて

今夜もひとりざわめきに遊ぶ

昔の自分がなつかしくなり

酒をあおる

騒いで飲んでいるうちに

こんなにはやく時は過ぎるのか

琥珀のグラスに浮かんで消える

虹色の夢

紅い花

想いを込めてささげた恋唄

あの日あの頃は今どこに

いつか消えた夢ひとつ

 

悩んだあとの苦笑い

くやんでみても時は戻らない

疲れた自分が愛しくなって

酒にうたう

いつしか外は雨の音

乾いた胸が思い出に濡れて

灯りがチラチラ歪んでうつる

あの日のように

紅い花

踏みにじられて流れた恋唄

あの日の あの頃は 今どこに

いつか消えた影ひとつ

 

紅い花

暗闇の中むなしい恋唄

あの日あの頃は今どこに

今日も消える夢ひとつ

今日も消える夢ひとつ

 

52. あん時ゃどしゃ降り -春日八郎 ( Cover: 廖 灯和 )

 
 

あん時ゃどしゃぶり -

作詞:矢野亮作/作曲:佐伯としを

 

あん時ゃどしゃぶり 雨ん中り

胸をはずませ 濡れて待ってた 街の角

ああ 初恋って言う奴ぁ 素晴らしいもんさ

遠い日のこと みんな夢

ひとりしみじみ 思い出してる 雨ん中

 

あん時ゃどしゃぶり 雨ん中り

離れられずに 濡れて歩いた 何処までも

ああ 別れるって言う奴ぁ たまんないもんさ

辛い運命(さだめ)を うらんだよ

ひとりしみじみ 思い出してる 雨ん中

 

あん時ゃどしゃぶり 雨ん中り

やけのやん八 濡れて泣いたぜ 思い切り

ああ 思い出って言う奴ぁ ほろ苦いもんさ

今じゃあの娘()も どうしてか

ひとりしみじみ 思い出してる 雨ん中

 

51. 雨の函館 -角川博 ( Cover: 廖 灯和 )
 
 

雨の函館 
作詞:田久保真見/作曲:岡千秋

 

雨の…函館 女がひとり

()せたくちびる 紅を引く

ほかの男に この身あずけて

断ち切るはずが 断ち切れず

だめな…だめな…だめな…私ね

港あかりに 未練がうずく

 

馬鹿な…女と 自分を責めて

一夜かぎりの 宿を出る

濡れた三叉路 右に曲がれば

鹿部(しかべ)の町へ ゆけるけど

さむい…さむい…さむい…私ね

いのち千切れて 運命がにくい

 

雨の…函館 女のなみだ

うすい寝化粧 かくれ宿

灯り落とした あつい素肌に

あなたの好きな 香りだけ

だめな…だめな…だめな…私ね

夢でいいから も一度抱いて


50. おまえに - フランク 永井 ( Cover : 廖 灯和 )

おまえに

作詞:岩谷時子/作曲:吉田正

 

そばにいてくれる だけでいい

黙っていても いいんだよ

僕のほころび ぬえるのは

おなじ心の 傷をもつ

おまえのほかに だれもない

そばにいてくれる だけでいい

 

そばにいてくれる だけでいい

泣きたい時も ここで泣け

涙をふくのは 僕だから

おなじ喜び 知るものは

おまえのほかに だれもない

そばにいてくれる だけでいい

 

そばにいてくれる だけでいい

約束をした あの日から

遠くここまで 来た二人

おなじ調べを 唄うのは

おまえのほかに だれもない

そばにいてくれる だけでいい

49. 片恋酒-  宮史郎 (Cover: 廖 灯和 )

片恋酒
作詞:小川道雄/作曲:酒田稔

 

好きで呑んでるお酒じゃないわ

ひとりが淋しい片恋酒よ

遊び上手な あなたでも

噂を聞く度 逢いたくて

つらいのよ つらいのよ

バカな女と 言われても

忘れられない 恋だから

面影グラスに 忍び泣く

 

荒れた生活の今日この頃は

酔う程未練が身にしみるのよ

夢で激しく 燃えるより

やさしい強さで 抱きしめて

欲しいのよ 欲しいのよ

バカな女と 言われても

忘れられない 恋だから

面影グラスに 忍び泣く

 

「あなた命」とボトルに書いて

心に注ぎたす片恋酒よ

愛の傷あと 痛む夜は

いい事ばかりを思い出し

生きるのよ 生きるのよ

バカな女と 言われても

忘れられない 恋だから

面影グラスに 忍び泣く

48. むらさき雨情 - 藤あや子 ( Cover: 廖 灯和 )


むらさき雨情
作詞:三浦康照/作曲:山口ひろし

 

いのちを惜しむ 私なら

あなたについて 行かないわ

ふたりの傘に ふりかかる

ふたりの愛の 恋しぐれ

むらさきの雨、雨に にじむ想い出は

愛した女の 涙でしょうか

 

さだめの糸で 結ばれた

ふたりの絆 信じたい

あなたの匂い しみついた

あなたと住んだ あの部屋は

むらさきの雨、雨に 遠くかすむ町

訪ねた女の 未練でしょうか

 

夢でもいゝの いつまでも

あなたの傍(そば)で 盡(つく)したい

私の胸の 片隅で

私を焦がす 恋灯り

むらさきの雨、雨に 濡れて泣いている

愛した女の 心でしょうか

47. 橋場の渡し-  五木ひろし( Cover: 廖 灯和 )

橋場の渡し
作詞:喜多條忠 /作曲:弦哲也

 

蝉(せみ)は三日で蛍(ほたる)は二十日(はつか)

いのち限りに生きるなら

あなたについて 江戸を出る

親や世間の岸辺をはなれ

橋も掛からぬ 橋場の渡し

 

北は陸奥(みちのく) 東は上総(かずさ)

舟の向くまま 風のまま

菅笠(すげがさ)抱いた二人づれ

そっとつないだ手と手のぬくみ

恋の闇夜の 橋場の渡し

 

瓦竈(かわらかまど)の煙が揺れる

揺れぬこころのうれしさで

あなたの顔をのぞき見る

もっと漕(こ)ぎやれ 船頭さんよ

恋の道行き 橋場の渡し

 

46. 女の駅- 大月みやこ ( Cover: 廖 灯和 )
 
 

女の駅-
作詞:石本美由起 /作曲:桜田誠一

 

もいちど抱いてね あなた 雪が泣く

おんなの未練ね あなた 口紅が泣く

朝がせつない いで湯の駅は

ついて ついて ついて行けない

汽車が別れを つれてくる

 

ひと夜の花火ね あなた それは恋

添えない命ね あなた それも恋

寒さに忘れる 情けの宿は

燃えて 燃えて 燃えて死にたい

想いひとつに すがりつく

 

はかない運命ね あなた 髪が泣く

夜明けが憎いね あなた 夢が泣く

心かなしい おんなの駅は

追って 追って 追って行きたい

汽車がふたりを 引き離す

 

45. 雪燃えて五木ひろし ( Cover: 廖 灯和 )
 
 

雪燃えて-
作詞:荒木とよひさ/作曲:弦哲也

 

細雪の螢を 縺(もつ)れて追いかける

指先寒かろと そっと噛む

隠れ杉木立 抱いて抱きくずれ

たとえ辻ヶ池 この身投げても

 

雪燃えて あかあかと

月冴えて しんしんと

この世の向うが 吹雪いていても

 

濡れた黒髪 唇おしあてる

愛しいその肩を 引き寄せる

名残り椿宿 契り契り合い

たとえ九十九谷(つづらだに) ふたり墜ちても

 

雪燃えて はらはらと

風哭いて ひゅるひゅると

いのちの結晶(かけら)を 重ねたままで

 

雪燃えて あかあかと

月冴えて しんしんと

この世の向うが 吹雪いていても

 

この世の向うが 吹雪いていても

 

44. 夫婦春秋-  村田英雄 ( Cover: 廖 灯和 )


 夫婦春秋
作詞:関沢新一/作曲:市川昭介

 

ついて来いとは 言わぬのに

だまってあとから ついて来た

俺が二十で お前が十九

さげた手鍋の その中にゃ

明日のめしさえ

なかったなァ お前

 

ぐちも涙も こぼさずに

貧乏おはこと 笑ってた

そんな強気の お前がいちど

やっと俺らに 陽がさした

あの日なみだを

こぼしたなァ お前

 

九尺二間が 振り出しで

胸つき八丁の 道ばかり

それが夫婦と 軽くは言うが

俺とお前で 苦労した

花は大事に

咲かそうなァ お前
 

  43. 人生一路-  美空ひばり(カバー)廖灯和


  
人生一路
作詞:石本美由紀/ 作曲:かとう哲也

一度決めたら 二度とは変えぬ
これが自分の 生きる道
泣くな迷うな 苦しみ抜いて
人は望みを はたすのさ

雪の深さに 埋もれて耐えて
麦は芽を出す 春を待つ
生きる試練に 身をさらすとも
意地をつらぬく 人になれ

胸に根性の 炎を抱いて
決めたこの道 まっしぐら
明日にかけよう 人生一路
花は苦労の 風に咲け



42. 北の漁場- 北島三郎 カバー(廖灯和)岩手卡拉
北の漁場
作詞:新條カオル/ 作曲:桜田誠一

いのち温(ぬく)めて 酔いながら
酒をまわし飲む
明日の稼ぎを 夢に見て
腹に晒(さら)し巻く
海の男にゃヨ 凍る波しぶき
北の漁場はヨ 男の仕事場サ

沖は魔物だ 吠えながら
牙をむいてくる
風にさらした 右腕の
傷は守り札
海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ
北の漁場はヨ 男の遊び場サ

銭のおもさを 数えても
帰るあてはない
二百浬(カイリ)を ぎりぎりに
網をかけてゆく
海の男にゃヨ 怒涛(なみ)が華になる
北の漁場はヨ 男の死に場所サ
 

41. 袴をはいて渡り鳥- 島津亜矢/ 廖灯和(岩手)

袴をはいた渡り鳥
作詞:星野哲郎/ 作曲:市川昭介

西へ傾く 昨日は追うな
東に出てくる 明日を待て
そんなせりふで 決めては 決めてはいても
胸の真ン中 のぞいてみれば
みれん模様の 涙が泳ぐ
あンあ… 袴をはいた渡り鳥

どうせ誰かが 傷つくならば
代ってやろうか その役を
粋なつもりで かぶった かぶった笠を
笑うからすに 怨みはないが
好きで別れた あの娘が恋し
あンあ… 袴をはいた渡り鳥

人の弱身に つけこむ奴を
ゆるしておけない 性格(たち)なのさ
こんな血すじを さずけた さずけた親の
恩義ひとつを 心に抱いて
浮世七坂 倒れて起きる
あンあ… 袴をはいた渡り鳥


40. 娘よ- 芦屋雁之助 (Cover: 廖 灯和 )

娘よ
作詞:鳥井実/作曲:松浦孝之

 

嫁に行く日が 来なけりゃいいと

おとこ親なら 誰でも思う

早いもんだね 二十才を過ぎて

今日はお前の 花嫁姿

贈る言葉は ないけれど

風邪をひかずに 達者で暮らせ

 

「花嫁さんが泣いたらあかん

父さんの事は心配せんでええ

きれいや 今日のお前ほんまに

きれいや なあ母さん」

 

夕べ娘が 酌してくれた

酒の味さえ おぼえていない

古い写真を 指さしながら

ここが父さん そっくりなのと

頬のあたりを なでながら

涙ぐんでは はしゃいでくれた

 

笑い話で すませるけれど

口じゃ云えない 苦労もあった

嫁に行ったら わがまゝ云わず

可愛い女房と 云われて欲しい

いつも笑顔を 忘れずに

ついて行くんだ 信じた人に
 

39. 淚の花舞台/北島三郎 龍騰一族 廖灯和 カバー

涙の花舞台
作詞:原譲二 /作曲:原譲二

辛い 悲しい 別れが来たね
初めて出逢った あの日から
季節(とき)は流れて 幾年(いくとせ)過ぎて
語りつくせぬ 想い出は
この胸に この胸に
抱いて最後の花舞台

泣いちゃいけない 泣いたら駄目と
云った言葉の 裏で泣く
厚い情けは それぞれに
持ちつ持たれつ それもいい
この命 この命
賭けて最後の花舞台

いつか どこかの 楽屋の隅で
再び会えたら 泣くだろう
声にならない 涙の瞳
芸の為なら 果てまでも
この姿 この姿
飾る最後の花舞台

 

38.人生かくれんぼ/ 五木ひろし(Cover: 廖 灯和 )

人生かくれんぼ
作詞:たかたかし /作曲:弦哲也

惚れていたんだ おまえにだけは
ぐちになるから 言葉にゃださぬ
風がしみるよ 心がさむい
ちょいと人生 かくれんぼ
灯りひろって ちどり足

わかるもんかよ やさしさだけじゃ
生きてゆけない 男のにがさ
バカな奴だよ 背中をむけて
ちょいと人生 かくれんぼ
意地をとおして ひとりぼっち

時がうつれば 世間も変わる
変わりようない おいらの心
酒よ今夜は 酔わせてほしい
ちょいと人生 かくれんぼ
泣いて笑って 生きてゆく



37. 九頭竜川 /五木ひろし(Cover: 廖 灯和 )


 
九頭竜川
作詞:下地亜記子 /作曲:五木ひろし

大河(たいが)もたどれば 滴(しずく)から
心の旅路も 一歩から
二度とない 人生だから
悔いなく生きたい ひとすじに
あぁ…故郷の 九頭竜川よ
明日(あした)に向かって 流れゆけ

白山連峰(はくさんれんぽう) 光る残雪(ゆき)
この俺見送り 朔風(かぜ)が吹く
二度とない 人生だから
やらねばならない 夢がある
あぁ…故郷の 九頭竜川よ
清らに雄々しく 流れゆけ

心のたてがみ 震わせて
希望という名の 旅に出る
二度とない 人生だから
命を燃やして ひとすじに
あぁ…故郷の 九頭竜川よ
大海(たいかい)めざして 流れゆけ



36. 大利根月夜 / 田端義夫 (Cover: 廖 灯和 )
 
 
大利根月夜
作詞:藤田まさと /作曲:長津義司

あれを御覧と 指差すかたに
利根の流れを ながれ月
昔 笑うて 眺めた月も
今日は今日は 涙の顔で見る

愚痴じゃなけれど 世が世であれば
殿の招きの 月見酒
男 平手と もてはやされて
今じゃ今じゃ 浮世を三度笠

もとをただせば 侍そだち
腕は自慢の 千葉仕込み
何が不足で 大利根ぐらし
故郷じゃ故郷じゃ
妹が待つものを

35. 凍て鶴 / 五木ひろし(Cover: 廖 灯和)
 
凍て鶴
作詞:喜多條忠 /作曲:三木たかし

北の酒場で 飲む酒は
夢をしぼった 濁(にご)り酒
竜が哭(な)くよな 吹雪の先にゃ
凍て鶴みたいな 女が見える
凍て鶴よ 凍て鶴よ
強めの口紅 凍(こご)えた足で
降りつむ雪に 立ってるか…

遠い夜汽車の 笛の音が
胸のすき間を すり抜ける
詫びたところで 戻れぬ駅
凍て鶴みたいな あいつが見える
凍て鶴よ 凍て鶴よ
かわりばんこに 凍(こご)えた足を
淋しい胸で ぬくめるか…

今じゃお前は どこの街
どんな暮らしを してるだろう
今も泣かない 女でいるか
それとも誰かと 暮らしているか
凍て鶴よ 凍て鶴よ
しばれた心と ふるえる足で
それでも俺を 許すのか

34. おやじの海 / 村木賢吉 (Cover:廖 灯和 )
  

おやじの海
作詞:佐義達雄 /作曲:佐義達雄

海はヨ〜 海はヨ〜
でっかい海はヨ〜
俺を育てた おやじの海だ
沖で苦労のシラガも増えて
汐のにおいが はだ身に しみた
そんな おやじが いとをしい

今はヨ〜 今はヨ〜
静かな海もヨ〜
1度荒れたら 岩をも砕く
シブキ 立ち込め打ち寄す波に
右にてぐすを 左で ろこぎ
つらい漁師に たえて来た

空のヨ〜 空のヨ〜
入道雲がヨ〜
どこか似ている おやじの顔に
つらい時には入道雲を
じっとにらんで おやじの苦労
想い出しては たえて行く



33. 酔風ごころ / 北川 裕二 (Cover : 廖 灯和 )

 
酔風ごころ
作詞:伊藤美和 /作曲:弦哲也

あなたが悪い わけじゃない
惚れた私が いけないの
叶わぬ夢は みないから
そばにいさせて 捨てないで
ごめんね ごめんね わがままばかり
こころに夢風 なみだ風 酔風ごころ

あなたに逢えて 幸せよ
添えぬ運命(さだめ)の 二人でも
愛した人は あなただけ
生まれ変わって 尽くしたい
ごめんね ごめんね わがままばかり
こころに夢風 なみだ風 酔風ごころ

私が決めた 恋だから
泣きはしないわ 悔やまない
一人の夜は 空をみて
月を相手に 呑むお酒
ごめんね ごめんね わがままばかり
こころに夢風 なみだ風 酔風ごころ



32. 道頓堀人情 / 天童よしみ (Cover : 廖 灯和 )

 
道頓堀人情
作詞:若山かほる /作曲:山田年秋

ふられたぐらいで 泣くのはあほや
呑んで忘れろ 雨の夜は
負けたらあかん 負けたらあかんで東京に
冷めとない やさしい街や道頓堀は
未練捨てたら けじめをつけて
きっぱりきょうから 浪花に生きるのさ

くちびるかんでも きのうは過去や
わかるやつには わかってる
負けたらあかん 負けたらあかんで東京に
冷めとない やさしい街や道頓堀は
でんと構えた 通天閣は
どっこい生きてる 浪花のど根性

三吉魂 あんたにあれば
うちが小春に なりもしよう
負けたらあかん 負けたらあかんで東京に
冷めとない やさしい街や道頓堀は
ほれてつきあう 今夜の酒は
まっ赤に流れる 浪花の心意気



31.  湯の花KOUTA/ 石川さゆり ( Cover: 廖 灯和 )

 
湯の花KOUTA
作詞:吉岡治 /作曲:杉本眞人

ひとつコタツに 情けのふとん
ふたつ違いの 妻ある人と
三月三年 待つ気でいても
よっつ嫁菜にゃ なれぬ花
お湯に咲く花 湯けむり芸者
三味や踊りは 負けないけれど
恋は苦の種 しゃくの種
いつついいでしょ 甘えて泣いて
あとの未練は湯に流す

チリシャン チリシャン Wow Wow Wow
鶴さん亀さん
チリシャン チリシャン Wow Wow Wow
鶴さん亀さん
手足のばして湯の花小唄

むっつむっつり 陰気なお酒
ななつながなが 居すわるお酒
やっつやけくそ 陽気なお酒
きゅうに手をだす あぶないお酒
お湯に咲く花 湯けむり芸者
今日も明るく 手拍子そえて
さばく座敷に 春がくる
とおでトコトン 尽くして痩せて
あとの苦労は湯に流す

チリシャン チリシャン Wow Wow Wow
鶴さん亀さん
チリシャン チリシャン Wow Wow Wow
鶴さん亀さん
手足のばして湯の花小唄

チリシャン チリシャン Wow Wow Wow
鶴さん亀さん
チリシャン チリシャン Wow Wow Wow
鶴さん亀さん
手足のばして湯の花小唄




30. 花と竜/ 村田英雄 ( Cover: 廖 灯和 )

 
花と竜
作詞:村田英雄 /作曲:村田英雄

波も荒けりゃ 心も荒い
度胸ひとつの 玄海男
恋も未練も 波間に捨てる
それが男さ それが男さ
花と竜

ごんぞ稼業で 生きぬく俺は
どんな苦労も 承知の上だ
胸を叩いて 青空にらむ
それが男さ それが男さ
花と竜

竜の彫りもの 伊達ではないぞ
命すて身の 若松みなと
俺の死に場所 ここだと決めた
それが男さ それが男さ
花と竜



29.  暖簾 / 永井龍雲 ( Cover: 廖 灯和 )
 
 
暖簾
作詞:永井龍雲 /作曲:永井龍雲

心にポツンと
寂しさの明りが灯る
やさしい人に逢いたい こんな夜には
温たかな言葉に ふれたい

暖簾を 潜(くぐ)って
立ち上る湯気(けむり)の行方にも
ささやかな人生 謳(うた)うものがある
明日を信じて 生きたい

馬鹿な 生き方しか
どうせ できないけれど
お前らしくていいさと
今夜も 酒が笑う

死ぬほど 本気で
惚れて 惚れて 惚れて 惚れ貫いた
あの女(ひと)に逢いたい こんな夜には
気取った夢など いらない

酔って 男が涙
流せば 見苦しいね
すべて 胸に蔵(しま)えと
今夜も 酒が叱る

馬鹿な 生き方しか
どうせ できないけれど
お前らしくていいさと
今夜も 酒が笑う

心にポツンと
寂しさの明りが灯る
やさしい人に逢いたい こんな夜には
温たかな言葉に ふれたい



28. 恋雨みれん 北川裕二 (Cover: 廖 灯和 )
 
 
恋雨みれん
作詞:下地亜記子 /作曲:弦哲也

命あずけた 恋でした
惚れて尽くした はずでした
傘もささずに 今日もまた
あなた捜して ひとり泣く
わかれ雨 なみだ雨 みれん雨
お願い優しさ もう一度

バカな女で いいのです
添(そ)えぬ男(ひと)でも いいのです
悪いところは 直すから
あなた帰って この胸に
わかれ雨 なみだ雨 みれん雨
ぬくもり下さい もう一度

飲んで流せる 恋じゃない
酔って忘れる 男(ひと)じゃない
眠れないから つらいから
せめて今夜は 降らないで
わかれ雨 なみだ雨 みれん雨
あなたに逢いたい もう一度



27. この道を行く 美空ひばり( Cover: 廖 灯和 )


この道を行く
作詞:石本美由起 /作曲:市川昭介

誰もおしえたわけじゃない
好きで選んだ 道なのさ
十五 二十五 三十年
いつも苦労を 友として
真実ひとすじ この道を行く

辛い涙を わけあって
泣いた日もある 母さんと
生きた旅路の 思い出が
胸を彩どる 虹となる
今日も明日も この道を行く

想う一念 貫いて
巌も砕くぞ 心意気
歌が私の いのちなら
燃えるのぞみを くちびるに
ひとり求めて この道を行く



26. 王将 - 村田英雄 (Cover: 廖 灯和 )

 
王将
作詞:西條八十 /作曲:船村徹

吹けば飛ぶよな 将棋の駒に
賭けた命を 笑わば笑え
うまれ浪花の 八百八橋
月も知ってる 俺らの意気地

あの手この手の 思案を胸に
やぶれ長屋で 今年も暮れた
愚痴も言わずに 女房の小春
つくる笑顔が いじらしい

明日は東京に 出て行くからは
なにがなんでも 勝たねばならぬ
空に灯がつく 通天閣に
おれの闘志が また燃える


25. 風雪ながれ旅 - 北島三郎 ( Cover: 廖 灯和 )

 
風雪ながれ旅
作詞:星野哲郎 /作曲:船村徹

破れ単衣に 三味線だけば
よされよされと 雪が降る
泣きの十六 短かい指に
息を吹きかけ 越えてきた
アイヤー アイヤー
津軽 八戸 大湊

三味 が折れたら 両手を叩け
バチが無ければ 櫛でひけ
音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら
アイヤー アイヤー
小樽 函館 苫小牧

鍋のコゲ飯 袂で隠し
抜けてきたのが 親の目を
通い妻だと 笑った女の
髪の匂いも なつかしい
アイヤー アイヤー
留萌 滝川 稚内



24. 熱愛 - 五木ひろし (Cover : 廖 灯和)

 
熱愛
作詞:あたらしかずよ /作曲:丹羽応樹

よせよ 今さらそんなこと
出来はしないさ
無駄な努力はよしとくれ
疲れが出るだけ
どんなにおまえを愛していたか
左の手首の傷跡に 俺の弱さを見つけ
もろく崩れる二人の愛の予感がしたのか
いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ

行けよ 今さら俺のこと
気にはしないで
早く見えない所に 姿を消しなよ
どんなにおまえをいじめてきたか
左の瞼の青あざは俺の弱さの裏がえし
愛は強く 愛は激しく 燃えつきた
いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ
いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ



23. 港町十三番地- 美空ひばり (Cover: 廖 灯和)
 
 
港町十三番地
作詞:石本美由起 /作曲:上原げんと

長い旅路の 航海終えて
船が港に 泊る夜
海の苦労を グラスの酒に
みんな忘れる マドロス酒場
ああ港町 十三番地

銀杏並木の 敷石道を
君と歩くも 久しぶり
点るネオンに さそわれながら
波止場通りを 左にまがりゃ
ああ港町 十三番地

船が着く日に 咲かせた花を
船が出る夜 散らす風
涙こらえて 乾杯すれば
窓で泣いてる 三日月様よ
ああ港町 十三番地



22. 蝉時雨- 五木ひろし ( Cover: 廖 灯和 )

 

 
蝉時雨
作詞:喜多條忠 /作曲:宇崎竜童

夜に爪切る 音がする
不幸はじけた 音がする
ひとりでいれば ひとりが淋しい
ふたりでいても ひとりが淋しい

夢を預けた 男が居る
夢をこわした 男が居る
恨んでみても 宿命が哀しい
許してみても 宿命が哀しい

終ったテレビが 闇ん中
都会の冷たい 蝉時雨
いつか忘れた さよならを
映し出すよな 蝉時雨
ああ…

こころ埋めた 胸がある
こころ離れた 胸がある
それでも抱ける おとこが哀しい
それでも酔える おとこが哀しい

始発電車の音がする
都会を横切る蝉時雨
まぶた閉じれば故郷を 反对法
棄てた真夏の蝉時雨
ああ…




21. 女のためいき- 森 進一 ( Cover: 廖 灯和 )



女のためいき
作詞:吉川静夫/作曲:猪俣公章

死んでもお前を 離しはしない
そんな男の 約束を
嘘と知らずに 信じてた
夜が 夜が 夜が泣いてる
ああ 女のためいき

どうでもなるよに なったらいいと
思いなやんだ 時もある
なににすがって 生きるのか
暗い 暗い 暗い灯影(ほかげ)の
ああ 女のためいき

男と女の 悲しいさだめ
なんで涙が つきまとう
ほれているから 憎いのよ
未練 未練 未練一つが
ああ 女のためいき




20. 恋舟 - 香西 かおり (Cover: 廖 灯和 )

恋舟 
作詞:里村龍一/作曲:聖川湧

いくら好きでも 運命(さだめ)の川に
想いを通わす 舟がない
風よ今夜は 哭かないで
口紅忘れた くちびるが
あなた恨んで 恋しがる
忘れたくない 恋は悲しい
未練のつくり花

木の葉舟でも あなたとならば
夢ではなかった 倖せも
窓の陽がさす 夜明けごろ
あなたを探して 肩が泣く
いつか慣れてた 腕枕
覚めて流れる 酒は悲しい
涙のさそい水

雨よ想い出 呼ばないで
あなたのパジャマも 歯ぶらしも
捨てる勇気の 邪魔になる
今も燃えてる 愛が悲しい
おんなの 恋艶歌




19. 捨てられた町 (悲情的城市) - フランク永井 (cover: 廖 灯和 )

捨てられた街
作詞:佐伯孝夫 /作曲:吉田正

夜霧にうるむ 曲がり角
青い街灯が ぽつんとひとつ
ここにあの娘が 住んでいた
思い出たどる 二丁目の
あゝ 捨てられた街に 夜が更ける

小鳩のような 面影を
胸にたぐって 見上げる小窓
好きと一言 云ったきり
別れて遠い 霧の夜
あゝ 捨てられた街に 夜が更ける

えきには近い この街に
咽ぶ汽笛は 最終列車
どこにあの娘は 行ったのか
さよならさよなら 幸せに
あゝ 捨てられた街に 夜が更ける



18. 浪花節だよ人生は – 細川たかし(Cover : 廖 灯和 )



18. 浪花節だよ人生は/ 廖灯和(月眉糖廠留影)2O170715
浪花節だよ人生は- 細川たかし
作詞:藤田まさと/作曲:四方章人

飲めと言われて 素直に飲んだ
肩を抱かれて その気になった
馬鹿な出逢いが 利口に化けて
よせばいいのに 一目惚れ
浪花節だよ 女の女の人生は

嘘は誰かが 教えてくれる
恋も誰かが 見つけてくれる
そんな誰かに 振り廻されて
消えた女が またひとり
浪花節だよ 女の女の人生は

咲いて萎んで 捨てられました
逢って別れて 諦めました
人の情けに つかまりながら
折れた情けの 枝で死ぬ
浪花節だよ 女の女の人生は



17. 瀬户の花嫁カバー廖灯和(雲雀留影)20161117


瀬戸の花嫁-小柳ルミ子 
作詞:山上路夫 /作曲:平尾昌晃

瀬戸は日暮れて 夕波小波
あなたの島へ お嫁にゆくの
若いと誰もが 心配するけれど
愛があるから 大丈夫なの
段々畑と さよならするのよ
幼い弟 行くなと泣いた
男だったら 泣いたりせずに
父さん母さん 大事にしてね

岬まわるの 小さな船が
生まれた島が 遠くになるわ
入江の向うで 見送る人たちに
別れ告げたら 涙が出たわ
島から島へと 渡ってゆくのよ
あなたとこれから 生きてくわたし
瀬戸は夕焼け 明日も晴れる
二人の門出 祝っているわ



16. 泣いて大坂- 北川裕二  廖灯和(唄)
泣いて大阪
作詞:下地亜記子/ 作曲:弦哲也

女泣かせの 通り雨
やむ気なさそに 降り続く
捨てる恋なら 夢ならば
なんで優しく 抱いたのよ
酔って大阪 泣いて大阪
あなたが あなたが にくい

女恋すりゃ 初心(うぶ)になる
惚れて信じて 尽くしたの
つらい仕打ちの わかれ傷
なんで黙って 消えたのよ
酔って大阪 泣いて大阪
あなたが あなたが ほしい

女ひとりの なみだ酒
飲めば恋しさ つのります
夫婦(めおと)気どりの あの暮らし
なんで忘れて 生きられる
酔って大阪 泣いて大阪
あなたが あなたが いのち



15.  茅葺きの駅 / 北川裕二 龍騰一族 廖灯和 カバー

 
茅葺きの駅
作詞:つつみりゅうじ /作曲:弦哲也

会津鉄道 揺られて着いた
ここは湯野上(ゆのかみ) 茅葺きの駅
湯の香にさそわれ たずねた宿は
おくに訛(なま)りの おかみさん
露天風呂へと 案内されて
紅葉を眺めりゃ 唄も出る

同じ都会の おひとに出逢い
旅はみちづれ 一杯飲もう
囲炉裏(いろり)を囲んで 深酒(ふかざけ)すれば
親父(おやじ)じまんの 釣り話し
酒の肴(さかな)は いわなにこずゆ
みちのく山あい 夜も更ける

なごりつきない 明日の夢を
汽笛のこして 茅葺きの駅
ネオンあかりで 飲むのもいいが
こんど来る時きゃ 二人とも
愛し女房と 手をとりあって
幸せ遊山(ゆさん)の 四人旅



14. 女のためいき/ 森 進一 ( Cover: 廖 灯和 )


女のためいき- 森進一 
作詞:吉川静夫 /作曲:猪俣公章

死んでもお前を 離しはしない
そんな男の 約束を
嘘と知らずに 信じてた
夜が 夜が 夜が泣いてる
ああ 女のためいき

どうでもなるよに なったらいいと
思いなやんだ 時もある
なににすがって 生きるのか
暗い 暗い 暗い灯影(ほかげ)の
ああ 女のためいき

男と女の 悲しいさだめ
なんで涙が つきまとう
ほれているから 憎いのよ
未練 未練 未練一つが
ああ 女のためいき



13. ゆめかぜ/ 廖灯和(淺草歡唱留影)20170527
ゆめかぜ- 五木ひろし 
作詞:石坂まさを/ 作曲:弦哲也

髪を押さえる 小指の白さ
胸の思いが 言えなくて
そっと別れた 故郷の駅
風はあの日の 夢を連れてくる
夢風は恋の風 思い出に抱かれて
微笑を集めては
微笑に泣いている

寂しがりやの 野菊が好きと
部屋に一輪 飾っては
僕の名前を 呼んでいた
花の香りが 今もジンと来る
夢風は愛の風 遠い日に酔いしれて
まごころを拾い出し
まごころに泣いている

女らしくて 気持ちが純で
母に良く似た 人だった
人の前では 見せないが
生きるやさしさ 顔に秘めていた
夢風は夢の風 あの人は今どこに
しあわせを集めては
しあわせに泣いている

 


12. アンコ椿は戀の花 / 廖灯和


アンコ椿は恋の花- 都はるみ 
作詞:星野哲郎/ 作曲:市川昭介

三日おくれの 便りをのせて
船が行く行く 波浮港
いくら好きでも あなたは遠い
波の彼方へ 去ったきり
あんこ便りは あんこ便りは
あゝ 片便り

三原山から 吹き出す煙
北へなびけば 思い出す
惚れちゃならない 都の人に
よせる思いが 灯ともえて
あんこ椿は あんこ椿は
あゝ すゝりなき

風にひらひら かすりの裾が
舞えばはずかし 十六の
長い黒髪 プッツリ切って
かえるカモメに たくしたや
あんこつぼみは あんこつぼみは
あゝ 恋の花


 
11. 雪の渡り鳥 -三波春夫 / 五木版( Cover: 廖 灯和 )


11. 雪の渡り鳥 /三山ひろし 龍騰一族 廖灯和 カバー
雪の渡り鳥- 三波春夫
作詞:清水みのる 作曲:陸奥明

合羽からげて 三度笠
どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥
愚痴じゃなけれど この俺にゃ
帰る瀬もない
伊豆の下田の 灯が恋し

意地に生きるが 男だと
胸にきかせて 旅ぐらし
三月三年 今もなお
思い切れずに
残る未練が 泣いている

はらい除(の)けても 降りかゝる
何を恨みの 雪しぐれ
俺も鯉名の 銀平さ
抜くか長脇差(どす)
ぬけば白刃に 血の吹雪


10. 淚を抱いた渡り鳥 /水前寺清子 (Cover : 廖 灯和 )
涙を抱いた渡り鳥 -
作詞:有田めぐみ/作曲:いずみゆたか

ひと声ないては 旅から旅へ
くろうみやまの ほととぎす
今日は淡路か 明日は佐渡か
遠い都の 恋しさに
濡らす袂(たもと)の はずかしさ
いいさ 涙を抱いた渡り鳥

女と生まれた よろこびさえも
知らぬ他国の 日暮道
ままよ浮世の かぜまま気まま
つばさぬらして 飛んで行く
乙女心の 一人旅
いいさ 涙を抱いた渡り鳥

見せてはならない 心の傷を
かくす笑顔に 月も輝る
口にゃだすまい 昔のことは
水に流して はればれと
仰ぐ夜空も 久し振り
いいさ 涙を抱いた渡り鳥


9.  花も嵐も/  廖灯和(唄)

花も嵐も-山本譲二 
作詞:たかたかし /作曲:弦哲也

泣いちゃいけない 涙をおふき
泣けば見えない 俺の目が
花も嵐も ふたりの旅路
過去をわすれて 出直そう
おまえは俺の
おまえは俺の 俺の宝もの

薄い背中を ふるわせながら
俺のこの胸 すがる女(やつ)
夢も涙も ふたりの旅路
命かけても 守りたい
おまえは俺の
おまえは俺の 俺の宝もの

窓をあければ 春告げ鳥が
生きてゆこうと 歌ってる
花も嵐も ふたりの旅路
きっとなろうよ しあわせに
おまえは俺の
おまえは俺の 俺の宝もの


8.  昭和時次郎(カバー)廖灯和(岩手留影)


昭和時次郎- 渥美二郎 
作詞:里村龍一 /作曲:遠藤実

渡る明日(あした)に夢さえ無くて
なんで出来よう みちづれに
惚れていりゃこそ 冷たく捨てて
夢を消すのも 男の恋さ
野暮な野郎で ござんすが
俺は昭和の 時次郎

別れ酒だと 知らずに飲んで
酔って甘えて 泣いた奴
風が啼くたび 遠くの町で
想い出すだろ お前のことを
半端がらすで ござんすが
俺は昭和の 時次郎

花も風吹きゃ ひとりで散るさ
啼くな未練な ほととぎす
風の冷たさ 浮世の寒さ
教えたくない お前にだけは
明日(あす)は何処(どこ)やら 雲に聞け
俺は昭和の時次郎


7. 空港(カバー)廖灯和/埔里鲤魚潭觀音舞台20170408
空港- 鄧麗君 
作詞:山上路夫作曲:猪俣公章

何も知らずに あなたは言ったわ 何:なに 知:し 言:い
たまにはひとりの 旅もいいよと 旅:たび
雨の空港 デッキにただずみ 雨:あめ 空港:くぅこぅ
手をふるあなた 見えなくなるわ 手:て 見:み
どうぞ歸って あの人のもとへ 歸:かえ 人:ひと
私はひとり去つて行く 私:わたし 去:さ 行:ゆ
いつも靜かに あなたの歸りを 靜:しず 歸:あえ
待つてるやさしい 人がいるのよ 待:ま 人:ひと
雨に煙った ヅェットの窗から 雨:あめ 窗:まと
淚をこらえ さよなら言うの 淚:なみだ 言:い
どうぞ戾って あの人のもとへ 戾:もど 人:ひと
私は遠い 町へ行く 私:わたし 遠:とお 町:まち 行:ゆ
愛は誰にも 負けないけれど 愛:あい 誰:だれ 負:ま
別れることが 二人のためよ 別:わか 二人:ふたり
どうぞ歸って あの人のもとへ 歸:かえ 人:ひと
私はひとり去つて行く 私:わたし 去:さ 行:ゆ


6. 津軽海峡・冬景色 -石川さゆり(Cover : 廖 灯和 )

 
津軽海峡冬景色- 石川さゆり
作詞:阿久悠 /作曲:三木たかし

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
凍(こご)えそうな鴎見つめ 泣いていました
ああ 津軽海峡 冬景色

ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス
ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡 冬景色

さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡 冬景色

 


5.  時雨の半次郎/五木ひろし 龍騰一族 廖灯和 カバー
時雨の半次郎
作詞:藤田まさと /作曲:猪俣公章

人の浮世を 二つに裂けば
野暮な掟の岐れ路
義理に生きるか 情けに死ぬか
無駄にゃしないさ 命は一つ
俺は時雨の半次郎

越える信濃路 飛ぶ上州路
飛べば近づく 江戸の空
どこに在すか 瞼のお人
遇えば捨てます 一本刀
俺は時雨の半次郎

人の情けに 掴まりながら
泥が洗えぬ 旅がらす
咲いた春から 萎んだ秋へ
花もいつしか 時雨に消えた
俺は時雨の半次郎

4. 雪樁 –小林幸子 (Cover : 廖 灯和 )

 
雪椿- 小林幸子 
作詞:星野哲郎 /作曲:遠藤実

やさしさと かいしょのなさが
裏と表に ついている
そんな男に 惚れたのだから
私がその分 がんばりますと
背(せな)をかがめて 微笑み返す
花は越後の 花は越後の
雪椿

夢にみた 乙女の頃の
玉の輿には 遠いけど
まるで苦労を 楽しむように
寝顔を誰にも 見せないあなた
雪の谷間に 紅さす母の
愛は越後の 愛は越後の
雪椿

つらくても がまんをすれば
きっと来ますよ 春の日が
命なげすて 育ててくれた
あなたの口癖 あなたの涙
子供ごころに 香りを残す
花は越後の 花は越後の
雪椿


3.  芸道一代 - 美空ひばり ( Cover: 廖 灯和 )




芸道一代 -美空ひばり 
作詞:西條八十 /作曲:山本丈晴

いのち一筋 芸一筋で
勝つか負けるか やるだけやるさ
女黒髪 きりりとかんで
仰ぐおぼろの 仰ぐおぼろの
月の色 月の色

女一人で 生きぬくからは
ふまれけられは 覚悟の前よ
姿見せずに 泣くほととぎす
女心を 女心を
誰が知ろ 誰が知ろ

小粒ながらも ひばりの鳥は
泣いて元気で 青空のぼる
麦の畑の 小さな巣には
わたし見ている わたし見ている
母がある 母がある



2. 細雪 廖灯和(唄)

細雪- 五木ひろし
作詞:吉岡治 /作曲:市川昭介

泣いてあなたの 背中に投げた
憎みきれない 雪の玉
いまもこの手が やつれた胸が
おとこの嘘を 恋しがる
抱いて下さい もう一度 あゝ
外は 細雪…

不幸つづきの おんなに似合う
掴むそばから 消える雪
背中合わせの ぬくもりだって
あなたがいれば 生きられる
夢のかけらが 散るような あゝ
外は 細雪

酔ってあなたが わたしにくれた
紅がかなしい 水中花
春になったら 出直したいと
心にきめて みれん酒
お酒下さい もう少し あゝ
外は 細雪


1. おはん~廖灯和~
全國演歌第十一屆大會表演-休育樂中心 (107.11.18)



1. おはん -五木ひろし( Cover: 廖 灯和 )


 おはん-五木ひろし
作詞:たかたかし作曲:岡千秋

だましてください さいごまで
信じるわたしを ぶたないで
おんな おんな わたしはおんな
髪のひとすじ くちびるさえも
あなたの女で いたいのよ

どんなにつめたく されたって
抱かれりゃあなたを ゆるしてる
おんな おんな わたしはおんな
声をころして すがれば熱い
死んでもあなたに つくしたい

流れてゆくのが 浮世なら
流れてゆきます この人と
おんな おんな わたしはおんな
灰になるまで 男の胸に
おんなは抱かれて 夢をみる


(本拷貝影音係愛好歌唱者練習曲,如涉及版權請通知本人立即刪除影片 )